2009年12月20日 (日)

滋賀県旅行記(2)MIHO MUSIUM

近江八幡の翌日はお目当ての「MIHO MUSIUM」へ。 

今頃初装備のPND(ポータブルナビ)によると高速ではなく一般道で目的地にショートカットのご指示。守山市内から名神高速をくぐり「琵琶湖カントリー」を過ぎると「JRA栗東トレーニングセンター」が出現。ここは関西地区の競走馬が出走前に調整する広大なレーストラックがある。この辺から山中へ、すごい傾斜と道路の狭さ、すれ違いも慎重になる。途中「県民の森」「道の駅」等があるがこんな所に人が来るの?って立地。新名神をくぐると山中の道路沿いに交通整理らしき人が。ミュージアムの山一つ隣に某宗教団体の施設があり、信者向けの案内らしい。

漸く目的地に到着するともう既にかなりの人が。駐車場は半分ぐらい埋まっていて観光バスも。 http://www.miho.or.jp/japanese/index.htm MIHO MUSIUM

駐車場前の建物から美術館本館までゴルフカートの親玉みたいなEVで送迎してくれるが、7~8分ぐらいとのことなので徒歩で向かう。巨大なパイプのようなトンネルを通ると前方に建物が。   

ここは収蔵品と共に建築作品としての興味も大。中国系アメリカ人の「イオ・ミン.ペイ」の作品だが、ルーブル美術館の中庭に聳えるガラスの「ピラミッド」や香港の「中国銀行ビル」、ボストンの「ジョン・ハンコック・タワー」等の設計者としても有名。 

 この建物は山を掘下げ半地下にした後、上部を緑で覆ったもので80%が地下埋設らしい、007に出てくる基地みたいだ。箱根の「ポーラ美術館」も半地下だが、あちらはすり鉢の底に建物が乗った状態で上部は覆われていない。敷地面積100万㎡、建築面積9,200㎡で石、トラス、ガラスの大きな建物。(施工:清水建設)エントランスを入ると左右にウィング状に分かれている。

今回の目的の一つは伊藤若冲の「若冲ワールド」だが、右手の北館で開催。若冲は近年大変な人気で、2006年上野国立博物館でのプライスコレクション「若冲と江戸絵画展」の「鳥獣花木図屏風」、今年の「皇室の名宝」の「動植綵絵三十幅」等人気作品が多い。今回は若冲が好んで題材にする鶏の連作が面白く、「南天雄鶏図」の両足を踏ん張る構図は、バランスと勢いで雄鶏の勝気をよく表している。また「霊亀図」の亀の表情がマンガっぽくて可愛い。ただ、ハイライトはやはり「象と鯨図屏風」。若冲らしいユニークな対象選択でユーモアと想像力が溢れ、大物が両端に描かれた構図が面白い。売店にあった象の縫いぐるみがそっくり、但し非売品だった。

その他、通常展示のコレクションがまたお宝で、南館に古代ペルシア、南アジア、西アジア、地中海周辺、エジプトと多数の展示品がある。南から西アジアのリュトンの彫刻、南アジアの「ガンダーラ仏」、エジプトの「ホルス神、隼頭神像」等教科書・書籍でしか見られないようなお宝が多数あるが、こんなものがここにあっていいんだろうか?とちょっぴり思ってしまった。

 展示品のコレクション、建築物ともに驚きの美術館で、東日本からは遠いが時間のある方は一度訪れることをお薦め、但し、冬は路面凍結で春まで休館になるらしい。

帰りは信楽で昼食と狸のお買い物、信楽ICから新名神・伊勢湾道・東名と400kmの帰路へ。

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滋賀県旅行記(1)近江八幡

C4PICASSO就航決定から皮算用されていた滋賀県の「MIHO MUSIUM」に行って来た。開催中の伊藤若冲の「若冲ワンダーランド」が今月13日までだし。

と言っても信楽の山奥で東京からは片道400km強なので、ついでに琵琶湖周辺の名所「近江八幡」も訪れることにする。

最寄りの中央高速インターから中央・東名・名阪高速で近江八幡へ。途中大雨だったが近江八幡市内に付くと雨も止み一気に晴天に、日頃の行いの賜物(と主張し合う)、紅葉シーズンも外れているので比較的空いている。

ここ近江八幡は豊臣秀次が城を築き、楽市楽座等の施策により商工業が発展し近江商人が栄えた地。琵琶湖からの水運の「八幡掘」が今も残る。昔はゴミ投棄等で荒れ、埋め立ても検討されたところを青年会議所の有志が苦労を重ねて整備し復活させたとのこと、おかげで現在の有名観光地に。

市中心街新町通りの「郷土資料館」「歴史民族資料館」で各種郷土資料と近江商人屋敷を見る。次に向かいの「旧伴家住宅」から「旧西川家住宅」へ。ふとんの「西川産業」は西川家の分家の一つらしい。「旧伴家住宅」の中には「左義長まつり」の巨大な山車が展示され、中央には来年の干支の虎が据えられている。元々は中国から伝来の爆竹が元祖らしく、正月の飾り物を集めて焼く所謂どんど焼きみたいなものか? 

町並みは昔の日本家屋の重厚な造りで犬矢来、格子戸、内部の吹抜け等は京都家屋にも似ているが、「うだつ」が上がっていたり、鬼瓦や装飾瓦等は独特な近江商人らしい造りだ、間口もあまり狭くない。柱・梁と瓦の黒が重厚で、外壁の板張りが適度に風化している様が日本家屋らしい美しさで、京都や富山とも似ている。「諸事倹約」の札が下がっていたりして近江らしい。

住民の地道な改修工事により美しい町並みが保存され「伝統的建造物群保存地区」に指定されている。同じく指定地区の埼玉の「川越」、信州の「奈良井」「妻籠」宿あたりは何度か訪れているが町並みを大事にしていずれも有名観光地になっている。

「八幡掘」から近江八幡の由来「日牟禮(ひむれ)八幡宮」へ。全体の規模は思ったほどではないが、歴史は古く應神天皇他を祭る神社で、西暦130ぐらいから幾多の変遷を経ているらしい。現在は「左義長まつり」「八幡まつり」とう二大火祭りで知られている。

参拝の前に参道の和菓子屋「たねや」で食事と買い物。食事場所では95%!中高年女性、いずこもオバサンパワー健在。帰りは「CLUB HARIE」でバウムクーヘンを購入。カミサンによると全国的に有名らしく、店内には焼きたてを買う人の長い列。    

 この後、琵琶湖の湖岸道路へ出て本日の宿へと向かう。湖岸の片方は広大な琵琶湖で海状態だが、反対側は田圃が広がっている。所々道路を横切って水門がある、湖で淡水だからそのまま田圃に水が引けるわけだ。この膨大な琵琶湖の水が米をもたらし、水運と共に近江が要衝となり商業の発展で栄えた全てのルーツ。

 防風林やヨットハーバーがあり、直ぐ脇が田圃だったりするが何か頭の中の整理が付かない。防風林~ヨットハーバー~海~塩水の関係が脳内に完全に出来上がっているから、異文化実感。 

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2009年12月12日 (土)

車の懐メロ(6)スポーツカーの発売 

1950年代後半から次第に国産車の販売が開始され、60年代に入るとブルーバード 、コロナ等次々に新たな乗用車が発売されてきた。

驚くことに早くもこの時期にスポーツカーも次々に世に出てきている。ダットサンフェアレディー1500(SP310,1962)、ホンダS500(1963、後S600,800)、トヨタS800(1965)等である。

60年代早々に発売されたということは50年代後半から開発が進んでいたはずで、戦後の経済復興の途上でも既にスポーツカー作りに情熱を燃やした人達がいたわけである。

●ダットサンフェアレディー1500SP310)

1960年には初代と言える北米向けの車があったらしいが、国内ではこのフェアレディー1500が実質初代。

トラックのシャシーをベースに開発され、量感・全体のフォルムも綺麗で斬新なオープンのスポーツカーだった。当初の排気量1,500CCから1,600CC2,000CCと順次拡大され、1969年にフェアレディーZが発売されて道を譲った。

発売直ぐの1963年の第1回日本グランプリでクラス優勝したらしいが、私の記憶にあるのは第2回からだ。古い4気筒エンジンで60年代を生き抜いた豪快なスポーツカーで、北米他海外でも有名な存在。     

●ホンダS500600800 

ホンダのSとトヨタのSは対照的な存在。 

ホンダは当時2輪のみのメーカーで新たに4輪を手がけたのだが、最初からスポーツカーというのがホンダらしい。当初は360CC500CCの二つのエンジンでスタートしたが、最終的には500CCで発売となる。1年程で直ぐ600CC、また800CCへと順次排気量拡大された。ほぼ同時期にT360という同じエンジンを積んだトラック!が発売された。水冷4気筒DOHC8,500rpmエンジンとはホンダならではだが、ホンダの2輪販売店の店先で御神楽みたいな青いボディーに白くてでっかいHマークの車体をよく見かけた。     

ホンダは2輪で鍛えた高回転エンジンで、アルミの水冷直列4気筒DOHC、4連キャブのハイテクマシーン。チェーンドライブという後輪をシャフトではなくチェーンで駆動するという2輪メーカーならではの設計。当時でもそんなことが可能なのかと驚いた。本田宗一郎の常識破りの思想が全面に出ていた時代だ。

S500   531CC44馬力/8000rpm675kg

S600  606CC  57馬力/8500rpm695kg    

S800  791CC  70馬力/8000rpm755kg 

非常にコンパクトな車体ながらもハイテクの固まりのようなほれぼれさせるようなエンジンが美しかった。今でも所有欲をそそる車だ。

●トヨタスポーツ800    

高回転・高出力エンジンのホンダに対して、非力な空冷エンジンながら軽量・空力ボディーで対抗したのがトヨタスポーツ800。パブリカ用の空冷OHV2気筒800cc45馬力のエンジンながら、航空機技術を活用した水滴型軽量ボディー(580kg)で高い競争力を発揮した。

この2台はレースシーンでのライバルで、実力は伯仲していて互角に渡り合った。

故「浮谷東次郎」のトヨタS800と「生沢徹」のホンダS600の船橋サーキットでの戦いは伝説化している。話によると浮谷は生沢のスピンに巻き込まれ車体損傷し、大きく後退しながらも鬼神のごとき追い上げでついに生沢を捉え優勝してしまったという逸話で、後に練習中に事故死してしまった天才浮谷東次郎と共に語り継がれている。多くのレースシーンでこの2台の戦いが展開されたが、“エスロク、エスハチ”(ホンダ)と“ヨタハチ”(トヨタ)の愛称で呼ばれ、エスハチと共にやはり乗ってみたかった車。  

 その他、60年代半ばから次々にスポーツカー、スポーティーセダンが発売されてきた。

①いすゞベレットGT(1964)、②プリンススカイライン2000GT S54B1965)、③日産シルビア(1965)、④トヨタ2000GT(1965)、⑤マツダコスモスポーツ(1967)、⑥いすゞ117クーペ(1968

①ベレGは当時ユーミンの「コバルトアワー」の歌詞にも登場し、スカGと共に若者の憧れの車だった。

②スカGは第2回日本グランプリでの生沢がポルシェ904とのバトルで一躍有名に。その後のGTAGTBとして販売され伝説となる。 

③シルビアはフェアレディーの車台に、国内では知られていなかった独系アメリカ人アルブレヒトゲルツデザインのボディーで登場。削り取ったようなシャープな面が美しい気品ある車。

④トヨタがヤマハと共同で開発した本格的スポーツカー。イタリア等ヨーロッパのデザインに負けない美しさで、日本でもこんなものが出来るのかと驚いた。また、007シリーズ「007は二度死ぬ」(1967)にオープンボディの2000GTが起用された。女優若林映子(あきこ)、浜美枝がボンドガールとして出演。浜美枝はバスガール!からボンドガール!になった逸話の持ち主。これまた日本人もボンドガールになるのかと驚いた。今は環境・農業・食料問題等に造詣が深く、田舎暮らしの美しい熟年生活を送っている。

⑤コスモは事実上の世界初の実用ロータリーエンジン車、既存の車の形と異なる宇宙船のようなイメージの斬新さだった。

117クーペは彼の伊ジュージアーロのデザイン、フローリアンのクーペ版として開発されたが全く別物の美しさ。大学時代の先輩が所有していて何度か乗った記憶がある。   

この時代は「ベトナム戦争、首都高速開通、鈴鹿サーキット完成、ケネディ暗殺、公害問題、新幹線開通、東京オリンピック、霞ヶ関ビル完成、3億円事件、BEATLES来日、アポロ11月面着陸・・・」日本(世界も)が最も急激に発展した時期で、工業・経済・文化等あらゆる面で活気に溢れていた。車に興味を持たない現代の若者世代に比較して、この時期に青春時代を過ごした我々には懐かしい時代だが、年齢を感じながらも我家の息子達も含めこれからの若者世代がどうなるのかが心配だ。

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車の懐メロ(5)我家の車歴Ⅱ

1960年代後半からの動き

1960年代後半に入ると更に進展を遂げ、サニーB10(初代,1966)、カローラKE10(初代,1966)が発売され、BC戦争に続きCS戦争とも言われ、本格的な大衆車時代を迎える。

我家では発売直後の⑥ダットサンサニーB10の新車を購入したが、当時この新車は名前募集のキャンペーンをティーザー広告と新車プレゼントで大々的に行っていて、こんな広告の仕方もあるのかと感心したものだ。しかし、直後にトヨタがカローラを「+100CCの余裕」で発売、真っ向からぶつけるという激烈な販売作戦に出て次第にカローラの優位に進んだ。子供ながらもサニーはガラス面積が大きく直線的なスタイルで軽快な印象だったが、直後のカローラは曲線を巧みに使い量感のあるデザインで一クラス上の印象だった。折り紙細工と工芸品(大袈裟)的な差を感じた。後にサニーは1,200ccエンジン車にモデルチェンジし「隣の車が小さく見えます」CMで対抗した。

我家のサニーは明るい雰囲気で、前席のリクライニングシートも印象的だったが、2年ぐらいで買い換えてしまったような気がする。

その後⑦マツダファミリアに買換えた。初代はエッジがフレアしたフラットデッキで軽快な印象だったが、2代目は何故か太い葉巻のような重そうなデザインだった。頑丈そうに見えたが四角いヘッドライトと共に昔に戻ったようだった。4速フロアシフトのカッチリした印象は記憶に残っている。

前後関係が曖昧だが、次に⑧トヨペットコロナRT40の中古車がやってきた。平行四辺形みたいなカッチリした車で、自身もかなり運転したが重い車両でスピードがつくと結構よく走った。内装等造りはトヨタらしいしっかりしたものだった。

しばらく親父はファミリーサルーンを乗り継いでいたが、当時のスカGブームと上級志向に煽られ?ある日私に「クラウンとスカイラインはどっちが上だ?」の質問を。「なるほど一般ドライバーは排気量の大小だけでクラスを判断するのか」といっぱしのカーマニアを気取っていた身で妙に納得したものだ。勿論「排気量は同じでも・・・」と一通りのご解説を行った。結果、我家にケンメリの4代目スカG4ドアがやってきた。

この頃はスカGブームもピークで、美瑛のケンメリの木をバックにバズの歌が流れるCMが連日流れていた。肝心なスカGはというと、既にカーマニアの間では「大きく重く眠たいL20エンジン」は定説で、実際車体も重く、L20はストレート6とは思えない普通のエンジンだった。巷で言われるようなGTカーのイメージではなく、コロナRT40ほどでは無いにしても、軽快な走行とは言えず重たい印象だった。多分にGTレースの勝利とCMで作られた姿だろう。しかし、販売は好調で後にライバルトヨタにマークⅡを発売させることになる。

 その後は親父も年齢を重ねると共に次第に脂も抜け、コンパクトなサニー等に回帰していった。日本車もその後1970年代は米マスキー法に端を発する排ガス規制の壁にぶちあたり、ハイパワー競争から排ガス規制に翻弄されることになる。

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2009年12月 7日 (月)

車の懐メロ(4)我家の車歴 

我家の車歴

1968年の軽免許取得と「ダイハツフェローSS」に始まる運転歴は40年を超えた。

この間を振り返ると子供時代から社会人までの間が懐かしい「車の懐メロ」時代だ。

思えば自身の車好きは親父の影響が大きいと思う。記憶を辿ると我家(当時は山形県)に車があったのは小学校2年生ぐらいの時からだったと思う(それ以前の記憶が曖昧)。

親父は昔から新し物好きで、白黒テレビが我家に来たのは19578年ではないかと思う。娯楽の少ない時代で、テレビはまだ珍しかったので我家に大勢人が集まり相撲とかプロレスを見ていた。相撲は「栃錦、若乃花(初代)」の栃若時代、プロレスは「力道山、ルー・テーズ」らの全盛時代だった。 

車は1959年頃からあったと思うが、親父は新旧の中古車を頻繁に換えて乗っていた。

初めの乗物体験は親父の勤務先のヤマハ125CCバイク、後部座席で振り落とされないように必死でバーに掴まってあちこち出かけた記憶がある。この辺が車との係わり合いの原点かもしれない。

記憶にある我が実家の車歴は次のとおり。( )内は発売年

①ダットサン211(だるま型、1960

②トヨペットクラウンRS20?(観音開き、1959)  

③パブリカUP10(初代、1961

④ブルーバードP3121963) 

⑤マツダキャロル600(クリフカット、1962) 

⑥ダットサンサニーB10(初代、1966)新車  

⑦マツダファミリア(2代目丸型、1968)新車 

⑧トヨペットコロナRT40(角型、1964

⑨日産スカイライン2000GT C110(4代目ケンメリ、1972)新車

その他いろいろあったかも知れないが記憶にあるのは上記程度。 

①ダットサン~⑤キャロルと⑧コロナは中古車で古さはばらばら、短期間に乗り換えていた。①~④あたりは半年~1年ぐらいしか乗っていなかったように思う。

一見して車種に脈絡が無いのは親父が決してエンスーではなく、未体験の車生活で興味津々、新しいのにいろいろ乗ってみたかったのだろう。 

しかし、こうした欲求も次第に治まり⑥以降は新車も買うようになり、⑧中古コロナは丈夫で結構長く乗っていた。      

急速な自動車産業の進展

1950年代から1960年代前半の国産車黎明期から1960年代後半への技術の進歩は著しい。 

50年代は国産各社が海外からのライセンス生産で、日産は英オースチンA501955~60)、日野はルノー4CV1953~63)等を生産していた。国産化されたものも一様に海外の技術に倣った戦後を感じさせるものが多い。自家用は少なくルノー4CVは多くはTAXIだったかもしれない。 

我家の車歴でも1950年代に開発の①ダットサン(だるま)、②クラウン(観音開き)はずんぐり・鈍重なイメージで戦後を感じさせる。当時乗っていた中古車はかなり古く、道路事情も悪く未舗装路が多かったため、同乗していてもドカドカと足回りが穴ぼこに落ちて振り回された記憶がある。

しかし、1960年代半ば頃に発表されてきたブルーバードP312(1963) 、コロナRT40(1964)等は大きく進歩し、ブルーバード411(1965)の発表からダットサン・ブルーバードVSトヨペットコロナのBC戦争が始まった。

それ以前の冴えないデザインから一気に外国車に見劣りしないものとなり、子供心にも丸くて黒い鈍重な車から一気に明るい華やかな時代への変化を感じた。ブルーバード411は伊ピニンファリーナ、1963年のダイハツ(昔は小型乗用車を生産)コンパーノは伊ヴィニヤーレ、1964年の日野(同じく乗用車を生産)コンテッサ1300は伊ミケロッティと各々ヨーロッパの大手デザインオフィスの作品だった。

時代を感じさせる出来事に、日産がブルーバード411で顧客からの不人気を理由にトランクルームの下降ラインを引き上げたが、子供ながらにせっかくのピニンファリーナのバランスのとれたカーブを何故?って思った。そしてコンテッサ1300クーペは従来の堅いイメージを打ち破る流麗なデザインで憧れの車だった。

この時代、日本経済の戦後の復興、重工業産業の進展から大幅な所得水準の伸び、そして1964年の東京オリンピック開催に向けた高速道路の整備等も加わり、一気にモータリゼーションへの道を突き進む。といっても当時は山形県酒田市の田舎に住んでいたので都会の変貌を知る由もないのだが。

当時、小学校の同級生だった老舗の菓子舗「小松屋」の息子が新発売のクラウンS401962)カスタム(マスターと言っていた?)を見せてくれながら、ライトバンとは違うと強調していた記憶がある。http://www3.ic-net.or.jp/~komatsu/(小松屋)

フラットデッキのそれは従来の丸っこいデザインから欧米を感じさせるスマートなものだった。

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今月の日本酒

自宅用、社宅用とも終了間際のため小山商店へ。

ひやおろしの大量入荷も落ち着き、できるだけ新銘柄をと今月は2銘柄を選択。

●「ゆきの美人 純米吟醸」

麹米:山田錦55%、掛米:秋田酒こまち55%、日本酒度+2.0の秋田の酒。

初めての銘柄で、秋田市楢山登町にある「秋田醸造」。元々は「竿灯(かんとう)」銘柄で創業は昭和22年とのことで、蔵元としては新しい。ただ、戦後の最悪の食料事情の時期を苦労しながら乗り越えてきたらしい。

http://www.osake.or.jp/kuramoto/m31.html 「秋田醸造」

「ゆきの美人」は新しい別ブランド。華やかな香りで口当たりは柔らかくスムーズ、刺激は少なく軽やかに口中に広がる。この柔らかさは感動的、後味もさらりとして心地よい。軽くても日本酒らしい旨みは充分で上品な味わいだ。 

●「想天坊 純米しぼりたて生原酒」

季節限定酒で、古くからの地元酒造米「高嶺錦」を60%まで磨いたもの。日本酒度+2.0、酸度1.4

これも初めての銘柄、新潟県長岡市脇野町の「河忠酒造」。創業1765年(明和2年)で240年以上の老舗蔵。 http://www.soutenbou.jp/ 「河忠酒造」

一般的には新潟の酒は「端麗辛口」が売りになってきたが、正直言って個人的にはあまり好みではない。出来の良い新潟酒は端麗で上品なのだが、どうも日本酒らしい甘味・旨みに欠ける気がするのだ。 

この蔵元もこうした考えに近いらしく、この酒は“濃醇な旨み”を謳っている。

印象は確かに爽快な香りで芳醇な旨みがあり、「端麗辛口」から「端麗旨口」らしい。

ただ、純米しぼりたて生原酒だから?一方の「ゆきの美人 純米吟醸」に比較すると従来の日本酒らしい強い味わいとややアルコール香っぽいところがある。濃醇な旨みだから当然か?

最近日本酒を飲むと思うのは、ここ数年旨い日本酒の新しいトレンドを感じる。

従来の「濃厚さ、とろみ、麹香、旨み」等を感じさせる“酒っぽい”銘柄と「柔らかい、フルーツ香、和菓子甘味、ふんわり感、不思議感」を感じさせる“酒っぽくない”銘柄があるような気がする。敢えて言うと“酒っぽい”銘柄代表が「陸奥八仙」、“酒っぽくない”銘柄代表が「一白水成」のような感じだ。

この点「想天坊」は前者、「ゆきの美人」は後者か。

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車の懐メロ(3)「軽自動車2」

1960年前後の軽自動車

私が記憶している初期の軽自動車は1950年代後期から1960年代前半頃だ。

●ダイハツミゼット(1957)、当時、大村崑のCM「これもミゼット、あれもミゼット・・?」(だったと思うが)をよく見た記憶がある。TVCMが威力を発揮した時代だ。 

●スバル3601958)、「戦闘機「隼」を作っていた飛行機会社が戦後航空機技術を使って造った名作、卵の形は軽くて丈夫なのだ」という話をよく聞かされた記憶がある。

後に免許教習の途中に自動車試験場で一発試験トライアルをしたが、有名なトーションバースプリングはフロント上下動ぶわぶわなのと、フロアシフト(教習所のミニカはコラム)の違いで教習所のミニカとは全くの別物だった。結果、見事不合格で良い印象が無い。

●スズライトTL1959)、昔住んでいた山形県酒田市で斜め向かいの「トーハツモータース?」でよく見かけた、他が丸い車が多い中、四角くて地味な印象の車だった。店の前には陸王、メグロなんかの大型バイクもあったと思う。

●マツダR360クーペ(1960)、マツダはオート三輪が沢山走っていてよく知られたメーカーだったが、局面ガラスのコンパクトな四輪車を発売し斬新なイメージだった。子供ながらこんな小さな車に乗れるのかな?と思った。

●コニーグッピー(1961)、何故か記憶にあるのだが、愛知機械工業(後に日産自動車系列)というマイナーな感じの会社から丸くて小さい車が売られていた。名前が印象的だったからかも。  

1960年代の軽自動車

1960年代の初期の軽自動車に比較して格段に造り・性能が向上し、現実的に乗る対象として見ていた。

●マツダキャロル(19621970)発売はR360クーペの2年後らしいが、後に我家に小型車規格のキャロル600が1年ぐらいあった。キャロルはそれまでの軽に比較し、オールアルミの4サイクルOHV4気筒のエンジンや、クリフカット(斜めに逆反り)のリアウィンドー等特徴ある車だったが室内が狭く、小型車レベルの凝りすぎの造りのため重くあまり売れていないようだった。 

●三菱ミニカ(19621967)マツダキャロルと同様に3BOXのクリフカットだったが、FRで室内は少し広かったと思う。マツダやホンダのような先進的・大胆な技術は投入されなかったが丈夫で軽量。自身が軽免許取得時の教習車で運転し易かった。  

1960後半~70年代の軽自動車

●スズキフロンテ(19671970)初代のFFスズライトから180度転換し、RR、2ストローク空冷3気筒25馬力で登場。後にホンダN360に対抗して36馬力のSS、更にSSSまで登場。バイク屋さん同士で軽ハイパワー戦争の一画。  

●ホンダN36019671972)当時衝撃的な登場であった。それまで2ストロークエンジンで2025馬力程度が軽の常識の中、OHC空冷4ストローク31馬力/8,500rpm という脅威的なパワーのエンジン、31万円という低価格とモダンなイメージで一気に市場を席巻した。軽ハイパワー戦争の発端となる。  

●ダイハツフェロー(19661970FRで水冷2ストローク2気筒エンジン搭載。プリズムカットの名称で箱型のコーナーを丸め、リアウィンドーは垂直の3BOX型。四輪独立懸架だったが、ライバルに比して競争力が弱かった。当時はトヨタグループ入りしていない地味な関西の自動車メーカー。  

最初の愛車「ダイハツフェローSS

軽免許取得の1968年突然我家では2台目の車を買うという話になった。理由の一つは我家では遠方に家を建て、高校への通学が難しくなったこと、もう一つは父親の仕事の関係でダイハツの販売会社から車を購入せざるを得ない?状況が重なったらしい。

当時の私もええ~~っマジ~(とは言わない)って感じで、高校生の分際で車はないだろう!と思ったのだが、そこは根っからの車好き、渡りに船とちゃっかり話しに乗っかっちゃったのである。

結果、我家に2代目の車が登場。ただし、当時は「ホンダN360」が話題の中心で、本音はこれが欲しかったのだが、上記の親父の関係であっさり「ダイハツフェローSS」と相成った次第。 

当時は衝撃的なN360の登場以来、各社の対抗ハイパワー軽が次々に登場。 

二輪ライバルの「スズキフロンテSS」「三菱ミニカスキッパー」スバルまでが「スバルヤング(!)SS」を発売し、我家の「ダイハツフェローSS」もこの一員だった。

各車とも31~38馬力という従来のレベルに+10馬力程度をむりやりパワーアップしたのである。また、当時の軽はほとんどが2ストロークエンジンで、潤滑用のオイルタンクを持っていて排気管から混合気の青っぽい白煙を吐いていた。これに対しN3604ストロークのため臭う白煙が無く、デザインも英「AUSTIN MINI」っぽくてモダンなイメージだった。ただ、途中から車両転倒問題が騒がれ、一時の人気が下火になりモデルチェンジに至った。 

我が「ダイハツフェローSS」は丈夫だったが、ホンダに比較すると地味だった。内装は16歳の目でも殺風景で安手な印象だったが、走りはまあまあだったと思う。ハイチューンのため赤城山からの下りでプラグがかぶって、時速15kmの1気筒走行になったことがあった。勿論当時は何が起こったかは理解できなかった。我が愛車として3年間充分活躍してくれたのだが大学進学で東京に下宿することとなり、後に我家を離れたと思う。

(写真:トヨタ博物館他出典)

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2009年11月28日 (土)

車の懐メロ(2)「軽自動車」

軽自動車の歴史

戦後の激動期に「軽自動車」は規格制定され、多くの荒波に揉まれながら現在まで生き延びてきた。

「戦後激動期の年表」

1945年 敗戦、GHQトラック生産許可 

1948年 GHQ貿易業者入国制限解除 

1949年 GHQ乗用車生産制限解除、「軽自動車」規格が制定

1950年 朝鮮戦争特需、「自動車工業不要論」論議

1951年 サンフランシスコ講和条約・日米安保条約調印

1952年「軽自動車免許」制定、(私生まれる)

1954年 第一回全日本自動車ショー開催(日比谷公園)

1955年 スズライトSF発売

1958年 スバル360発売

この時代の変遷は上記のとおりだが、敗戦後の日本が如何に急速に経済発展し、自動車産業が立ち上がったかが解る。ここで不思議な因縁を感じるのはこの激動期に軽自動車規格、軽自動車免許が制定され、そして自身が軽免許制定の年に生まれ(歳がばれる)、後に廃止される最後の年に免許取得し、ここから自身の車との長いつきあいが始まったからだ。

 1949年の規格制定から1950年、1951年と改定され1955年に軽自動車規格が「長さ3.0m.幅1.3m.高さ2.0m.排気量 360cc」と定められた。 

その後更に1976年、1990年、1998年と順次規格が拡大され、現行の「長さ3.4m.幅1.48m.高さH 2.0m.排気量 660cc」となっている。 

一方1955年、時の通産省は「国民車構想」を発表したが、当時の技術水準に対しあまりの要求基準の高さ?で、完成された車は無くこの構想は流れてしまった。この要求基準は下記のとおりだが、現在の技術でも結構難しいかもしれない。

「国民車構想」要求基準     

①乗車定員が4人分または2+100kgの荷物が積める

②車体重量が400kg程度

③排気量が350600cc程度

60km/h定地走行燃費がリッター当たり30km以上

⑤最高速度が100km/h以上

⑥月産2000台が可能

⑦販売価格が25万円以内(1955年当時の大卒初任給13000円ぐらいなので、現在の  価格380万円程度!)

⑧大がかりな修理を必要とせずに、積算走行距離10万キロメートルを達成する耐久性

価格の380万円は別として、重量400kg、排気量350600cc、最高速度100km/h以上、燃費が30km/ℓ以上を実現しようとすると、今ならアルミ、炭素繊維あたりで超軽量化したPRIUS並み燃費のエコカーになり、現代のシティコミューターとして通用するかもしれない。但し、価格はこの半分ぐらいが現実的だろうが。

結局、この国民車構想とは別に各社の開発が進み、次第に「軽自動車」規格に合わせた製品が世に出てきたのである。(写真:トヨタ博物館出典)

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車の懐メロ(1)「軽免許」

自動車評論家「徳大寺有恒」氏が新著「間違いじゃなかったクルマ選び」刊行に際して、

Web CG対談で“ヒストリックカーは「懐メロ」”と表現していた。

免許の歴史

氏が17歳のとき初めて運転した1955年の初代「クラウンRS」について触れている。お歳はたぶん一回り以上の大先輩で、車に関しては足元にも及ばないが、一素人車ファンながらも何か似たような懐かしさも覚えて、自分も懐メロかなぁ? な~~んて思ってしまった。  

 と言うのは、氏の運転歴はたぶん55年ぐらいかと推測されるが、1955年のクラウンに17歳で乗ったというのは当時小型車を運転できる「小型免許」が16歳で取得できたからである。そういう私も時代が進んで1968年に「軽自動車免許」を16歳で取得し、気が付けば運転歴は40年を超えてしまった。

調べてみると運転免許は1919年の「自動車取締(!)令」に始まり、1933年、1948年、以降数年おきに改正されてきている。徳大寺氏の免許は1933年に定められた「普通免許、特殊免許、小型免許」のうちの「小型免許」で、16歳から取得可能で当時は試験が無く申請で取得できたらしい。この16歳からというのは結構長く続き、私が取得した1968年まで続いたのである。

「軽自動車免許」は1952年に従来の「軽自動二輪車免許」を「軽自動車免許」と改められ、年齢16歳からは継続された。これは結局1952年(昭和27年)~1968年(昭和43年)の間存在した。1968年「軽自動車免許」は「普通自動車免許」に統合され、同時に年齢は18歳からとなった。但し、審査を受けないと軽自動車(当時は360cc)に限るとされた。後に18歳に達したと同時に審査(教習)を受けて「普通自動車免許」に変更したのは言うまでもない。

私が「軽自動車免許」を取得したのは廃止が決められた1968年で、取得期限はこの年の8月末。この年16歳になったばかりの私は夏休みに教習所通いをしたのだが、実は賭けであった。夏休みということは廃止まで残り1ヶ月なので、仮免はじめ「全ての試験を一回で通過しないと金が無駄になるがいいか?」からのスタートだったのである。

結果は幸い合格だったが危うい挑戦。まあ本人は意外に淡々としていたのだが。

ところで、当時、教官が群馬弁で「おめんち百姓か?」との言葉が懐かしい。やはり16歳で免許取得するというのは、農家や商店の息子達が家業を手伝う必要がある場合が一般的で、サラリーマン世帯では珍しいほうだったと思う。内実は二輪免許取得を目論んでいたが、親がお決まりの二輪は危険との判断で四輪になっただけなのだが。

ましてや、徳大寺氏の「小型免許」の時代は極めて先進的な例で、車自体がまだまだ珍しい時代だったろうと思う。 

 また、長年の運転歴の名残が現在の免許証にある。保有期間が長いため旧普通免許は自動的に中型車も運転可能になっているのだ。但し、「中型車は中型車(8t)に限る」(車両総重量8,000kg、最大積載量3,000kg、乗車定員10人以下)の条件が付くのだが。 

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2009年11月22日 (日)

TVの衰退?(6)

Cell_regzaCell_regza2Cell_regza3   TV受像機の変身

最近の薄型TVは価格下落が著しく、パネルの大画面、薄さ、省エネ、明るさ等で進歩を続けている。しかし、液晶、PDP、有機ELいずれもフルスペックハイビジョン対応となっていてどれでもパネルの大きな違いは無い。

ただ、よく見るとあまり価格が変動しないモデルがある。それは薄型パネルと本体の分離型。パネルの薄型化追求は製品で20~30mmぐらいまで進化、これは受信・データ制御の本体を分離型にした効果でもある。また、本体に大容量HDDレコーダーを内臓したり、本体・パネル間を無線で飛ばすものもある。これらの機種は本体にMPUMicro Processing Unit)を内蔵し、番組の選択・予約・記録・編集機能の高度化が進んできている。TVPC化だ。     

CELL REGZA』の脅威

今年のCEATECでデビューした東芝の「CELL REGZA」は今後のディジタルTVのトレンドを予言するもので、メーカー側から放送局に対しても変革をもたらしそう。インターネット~BB回線~PC連合に対して、今回漸くTV側にも戦える機種が出てきたと言える。

http://www.toshiba.co.jp/regza/detail/cellregza/main.htm (CELL REGZA

パネル、本体の分離型で、本体には東芝、IBMSONYが巨額の投資をして家電用に開発した超高性能MPUCELL」が搭載されている。この「CELL」は極めて高い性能故?実際の普及は進まず、現在利用されているのはSONYPlaystationⅢしかなく、今回、漸く第二段としてTVに採用されたもの。        

高性能CELLエンジン、高速インターフェースLSI、3TB(テラバイト)の大容量HDD14台のチューナーユニット、ネットワーク機能・・・等の高性能ハードで「8チャンネルを丸一日分シフトして閲覧」「番組の関連付け検索」「新ブラウザでのYou Tube等の高精細再生」等が可能になり、従来のTVから飛び抜けた性能で他を圧倒する。

これはTVメーカー間の競争はもちろん、放送局側の番組制作から放送態勢にも影響を及ぼしかねない。一網打尽に番組録画し関連付け検索できるのは放送の時間を飛び越え、視聴者のお好み次第。You Tubeを高精細で見られるならTV放送ではなくWEBで自由に閲覧できる。それに今は音質制御用としているが、CM検出機能はいずれ本格的にCMを排除したコンテンツのみの閲覧を可能にするだろう。     

とまあ驚くべきTVが現れたものだが、予想販売価格は100万円!ぐらいらしく、他社、放送局はまだ安泰だろうが、こうした電子機器はあっと言う間にコストダウンが図られるので実はあまり時間はないかもしれない。 

番組制作側の意思

ディジタル放送の本格化とメーカーの新機種攻勢は、放送局に変革を迫っているように思う。今後、このまま特徴のない局は生き残れるだろうか? 北米では3大ネットワークはとっくに他メディア資本の系列下にある。ウォルト・ディズニー、ニューズコーポレーション等の本格的な攻勢が日本に及ばないとは限らず、現に一部はその影響下にある。     

民放の娯楽番組はアメリカのコピーと言われているものが多いが、このままでは米3大ネットワークと同じ道を辿ることになりかねない。

他の産業に目を向ければ、自動車産業は今や世界不況と環境問題を台風の目にグローバルに技術転換中で、再編の動きも活発化している。しかし、日本の自動車産業は長年の技術開発、顧客志向の戦略で世界のトップグループを維持している。

一方、放送業界はどうだろう?技術開発は唯一のNHK技研(放送技術研究所)によるハイビジョン技術が現在のディジタル放送に至り、今後のスーパーハイビジョン技術は世界中で期待されている。しかし、民放を中心とした娯楽路線は顧客志向というにはあまりに貧弱だ。顧客志向という言葉は難しい。しかし、現在のバラエティー娯楽路線は顧客が望んでいる、顧客側のレベルに合わせたものだというなら早晩自滅の道を歩くことになりそうだ。

だが、TVはまだ一般の人々にとっては最も身近な馴染みのあるメディアだ。

今一度放送の本来の目的・原点に立った造る側の高い理想、社会的な責任を思う心、意思が必要なのではないか。技術の進歩、他のメディアの攻勢があっても、最後に視聴者が選択するのは番組の中身だからだ。

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C4PICASSOスタートとXANTIAとの別れ

Gst1_2Gst2  XANTIA最終日

11月14日CITROENC4PICASSO」が遥々スペインから海を渡り、我家の一員に。

しかし、同時に長年我が家に貢献してくれた「XANTIA」との寂しい別れでもある。

XANTIA BREAK97」とは12年半の長きに亘る共同生活。当初は前車ハイエースキャンパーに代わり子供達と大量の荷物を積んでオートキャンプ場を駆け巡り、この1年半は毎週末東京~沼津間を無事に我が身を運んでくれた。最後の3ヶ月は触媒の内部破損でガラガラ音がけたたましかったが、東名走行は以前と変わらぬ巡航ぶり。そして、最後の2日間は何故かほとんど音なしに、健気な最後のお努めは涙物。感謝・感謝だ。

 当日販売店に到着すると何と他にXANTIAが2台もいて、我がXANと合せ2台のBREAK、1台のセダンと3台が勢揃い。そしてこれが全て同じ年式、且つ同色のヴェールヴェガ(グリーン)。我がXANの最後を見送ってくれているよう。    

C4PICASSO第一印象

電子満載

一方、12年半の時代の流れは大きく、内外装・エンジン等々いずれにも電子満載。

最初の違和感は運転席左側に何も無いこと。XANのようなATセレクター、サイドブレーキレバーが無いので気持ち悪い、というか不安。ブレーキはエレクトリックパーキングブレーキだからレバーは無く、駐車時自動作動、手動はダッシュのスイッチで。ATセレクターはコラムにある、彼のDSに倣った10cmぐらいのか細いレバーだ。従って、座席左側には操作系はなく左手は空間をさまよう。

 次の変化(難関)は液晶ディスプレイのメーターとセンターフィックスステアリングの各種設定だ。まるでPC・携帯・ゲーム機のよう、ゲーム機世代ならまだしも親父世代はやや苦しい。取説を読むと理解はできるが、走行中に瞬時に操作できるには時間が必要だ。 

EGSとパドルシフト

6速EGSはセミATと言っても基本はマニュアルギアボックス、繋がりには慣れを要する。AAuto)ポジションで、トルコンATの感覚でアクセルを踏み続けるとクラッチの作動時に一瞬大きく息継ぎし、そのままアクセルを踏んでいるとターボ炸裂、ぐわっと加速する。特に3速までの変速は要注意、1~2速のギア比が低いので短時間に変速が続き、スピードも伸びず後続車両に煽られそう。冷静に考えればMTの要領で一呼吸おけばギクシャク感は避けられるし、Aポジションでもパドルシフトでアップダウンが可能で、変速の反応は早くショックも少ない。スムーズな走行には積極的にパドルシフトするに限る。

ハイドロとは違う柔らかさ

第一印象はふわん(ぐわん?)と柔らか「大型観光バス」。全体的にゆったりの加速・変速のリズムのせいか、運転もバスっぽくなる。ブレーキは軽く踏んでも強力で、不用意に踏むと急制動し前のめりになる。リアのエアサスの効果も助長。繊細なタッチを要求されるブレーキは疲れの元、国内道路事情に合わせ少し鈍感に調整したい。

舗装路ではターボの威力でシューンと加速し、巡航は路面の凹凸とは隔絶し、柔らか滑らかなマシュマロ感?。ハイドロの間接的に路面を滑るような柔らかさ・ダンピングとも違う。

足元は結構重たいものを感じるが、ドタバタ感はなく柔らかくトレースする。ただ、悪路では時折ゴトっと重い足回りが上下する感じがある。しかし、同じ荒れた舗装路でトヨタエスティマに乗ったら、間接的だが終始ボコボコしていて、PICASSOの繊細な柔らかさが実感される。 

 ハンドリング

大柄で上屋が少しゆらりと揺れるが、意外にワインディングロードでのハンドリングは悪くない。コーナーで大きなマスが突き進んで行っても、215mmのタイヤサイズや広いトレッドのせいか結構すんなり駆け抜ける。ただ、パワステは滑らかでスムーズなのだが、終始一定の重さで路面の反力が感じられないので不安がある。

まあ、このボディーであまり飛ばそうとは思わないし、風が強い時はやはり1BOXらしく影響を受け易く、ステアリングの修正が必要。

 新生エンジン

1.6ℓエンジンだがターボの威力は大きく、大柄な車体にも係わらず低速からかなり力強い加速が可能。パワー感はノンターボの2.53.0ℓぐらいの感じだが、内部空間が大きいので結構大きな車に乗った感じだ。音は大変静かで、加速時はシューンとターボの音がかすかに聞こえ心地良い。フリクションの少ない回転のスムーズさはBMWの力か? 

EGSとの相性を実感できるのはこれから、今は繊細なアクセルワークを心がけるものの、スムーズな変速と省エネを両立できるまではまだまだだ。

ノンハイドロでもオートルートの高速巡航を基本とするような設定はCITROEN共通らしい。短期間の運転だが、慣れると楽チンの旦那運転になりそうな気配が垣間見える。 

しばらくはセンターフィックスの各種操作・設定と6EGSの操作習得に努める日々。

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2009年11月21日 (土)

TVの衰退?(5)

PhotoPhoto_22ディジタル放送

今は放送局、TVメーカーにとって「地デジ」対応が話題の中心で、「地デジカ」も登場。

アナログ放送は2011年7月に終了し、オールディジタル化となるため、総務省はじめ放送各局もインフラ整備、家庭のディジタル受信環境整備に力が入る。

だが、@5,000円以下のチューナーも現れ、真面目な日本人だから地デジ対策は問題無く完了するだろう。本当の問題はこれではなく、ここから本格的なメディアの競争に突入することだ。

ディジタル放送の特徴はハイビジョン放送の高画質・高音質の他、アナログに比較して圧倒的な情報量の多さだ。番組の詳細、気象情報、行楽情報、交通情報、生活情報・・・が見られるし、双方向性はディジタル放送ならではの機能。しかし、双方向と多量のデータのやりとりには、TVに光、ADSL等回線を接続することが必要。

従来はPC(或いは大画面PC)に光回線等を接続し、インターネットの世界にアクセスしたわけだが、ディジタル放送の場合は大量の情報送信と双方向通信には光等ブロードバンド(BB)回線で返信する。これは見方を変えると、コンテンツをディジタル放送で見るかインターネット回線で見るかの戦いであり、PCTVの戦いでもある。  

また、最近のディジタルTVには「アクトビラ」機能が搭載されているものが多い。

これはPanasonicSONYHITACHITOSHIBASHARPらのTVメーカーが提供する情報サービスで、こちらはBB回線でディジタル放送と同様に各種情報が提供され、映画の有料配信も行われている。一方、放送側でも「NHKオンデマンド」でBB回線経由の有料映像配信サービスを行っている。地デジ全面開始前に既に多くのメディア、企業同士の熾烈な戦いが始まっているのだ。

「放送局(NHKオンデマンド)」「TVメーカー(アクトビラ)」「コンテンツ販売会社(TSUTAYA)」「通信キャリア(フレッツ・スクエア:NTT東西)」「インターネット・プロバイダー(YahooNiftySo-net)」等競争相手は多いにも係わらず、今の放送各社は仲間内の関係ばかりに目が行っており、

他メディア、コンテンツ制作者への脅威は感じていないようだ。しかし、最終的な勝敗はコンテンツにあり、それを伝えるメディアの普及、機器の操作性、価格の勝負だろう。

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2009年11月16日 (月)

TVの衰退?(4)

NhkPhoto_2  NHKの威力

こうした放送局の中で唯一違いを見せるのはNHKで、有料、国営放送?故、安易な番組制作は許されないからか。知識・教養なんて面倒、単に娯楽だけで充分という人にはお手軽路線の民放各局の番組が楽かもしれないが、貴重な時間を費やし、且つ一定の文化レベルを感じさせるTV番組を見ようとすれば、信奉者でなくてもNHKにならざるを得ない。  

「大河」の分かり易い歴史・時代考証、「NHKスペシャル」の掘下げ、「NHK世界遺産」の極美ハイビジョン映像、「新日本紀行ふたたび」の継続の力、「クローズアップ現代」の問題意識・・・時間と金を使った上質さは他局を圧倒。但し、津々浦々まで受信できる責務を負うせいか、総合、教育、BS1BS2等多チャネルで放送量は膨大。既に統廃合が予定されているらしいが、受信料収入の効率的投入が求められている。 

しかし、こういう自分も子供時代は親がNHKを見ていると民放のエイトマン、鉄人28号、サンダーバードなんかを見せろと文句を垂れていたものだ。しかし、娯楽が限られたこの民放の黄金時代は過ぎ去り、大人・子供ともTVの前からいなくなりつつあり、特に子供たちが見ないのは未来が無い?! 

今や多くのメディア、娯楽が存在し、顧客の貴重な時間の中からTVの前に引っ張ってくるのは至難だ。大人も子供もつまらないTVを見る時間があれば他のことをする。従って、この貴重な時間に値する中身が問題で、視聴者に見る意味があると思われる番組で差異化する必要があるのでは。 

TV本来の力

こうした現実の中、各放送局の姿勢と今後のビジョンはどうだろう。

昔は放送の基本「報道」がもっと重視され、新聞・書籍等に比較して放送の即日性は強い武器となっていた。その後、時代の変遷から「スポーツ」「ドラマ」「ドキュメンタリー」「娯楽」等に比重がかかってきて、現在では「娯楽」に大きく比重がかかる。

しかし、現在の多くの番組は本来TVが持つ力を有効活用しているだろうか。

TVが持つ「時間」と「エリア」を克服する制作内容、映像による「解り易さ」、電波による広範囲な「伝達力」を活用した番組が今のバラエティーとクイズなのか?  

本来放送は最も強力な力「報道」と「文化的」な公共性を発揮するためだったはずだが、いつの間にか民放黄金時代の「娯楽~視聴率~広告収入」の呪縛から逃れられない内向きの構図にはまり、ぬるま湯体質のまま「ゆで蛙」になってしまっているように見える。 

その点、金を払うに値する内容と思わせるのはNHKのドキュメンタリー、世界遺産のロケ物だ。民放は競合メディアの研究、スポンサー企業のニーズ分析・活動をテーマにした番組制作がもっと考えられそうだが、「ガイアの夜明け、カンブリア宮殿」等のテレ東ぐらいだ。

民放各社にとってはNHK並の深いテーマの作品作りは、コスト面からも難しいのかもしれないが、視聴者のプロフィール分析をしているようには見えず、思いつき的番組に見える。

増加する中高年層には「美術、伝統工芸、芸能、旅、食、ペット」、若者・中年層は「ゲーム、アニメ、PC・携帯、音楽、映画」等の関心が高いと思われるが、これらジャンルへの情報照会、ネットショッピング、企業・テクノロジー紹介、健康問題、歴史の連携等新たな取り上げ方はないものだろうか。 

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今月のJAZZ

P1010866P1010867  前回、タワレコで山中千尋の「Runnin’ Wild」、上原ひろみの「PLACE TO BE」を選択したのだが、この時のCheryl BentyneManhattan TransferMichael Bubleのアルバムも気になっていた。

今回、Michael BubleCrazy Love」とCheryl Bentyneも勿論参加しているManhattan TransferThe Chick Corea Songbook」を目指す。

生憎Manhattan Transferは見つからなかったが、Michael BubleCrazy Love」は無事ゲット。 

アルバムはCry Me A RiverAll Of MeGeorgia On My MindCrazy Loveらの馴染みの全14曲。「Call Me Irresponsible」に続いて2枚目の購入。  

カナダ出身の34歳、北米、ヨーロッパ、南ア、オーストラリア等広範囲に人気が盛り上がっていて、最近は役者稼業にも進出しているらしい。

シナトラの再来と言われ、イタリア系の家系とビッグバンドをバックに歌っていたところも同じだ。張りのある通る声でバンドに負けないボリューム、シナトラのソフトタッチの声質にも似ているが、鼻にかかった色気のある声はちょっとBarry Manilow入っている?

ビッグバンドをバックにした19401950年代の正統派JAZZボーカリストを受け継ぐが、モダンさも併せ持つ。既に完成されたボーカリストだ。 

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TVの衰退?(3)

Photo 番組分類に見る各局

ところで各局の現実の番組は?

各局のHPを参照すると上部のバーに番組分類してあり、考え・方向性が少し見えてくる。

メインは「ニュース、報道・(天気)」「ドラマ」「バラエティー(音楽)」「ドキュメンタリー(教養)」「スポーツ」「映画」「料理・旅・暮らし」「アニメ・キッズ」「ミニ」「ショッピング」等の分類。その他「ゲーム・占い」「アナウンサー」「動画」「劇場・公演(NHK)」「趣味・教育(NHK)」がある。        

全体的傾向は「バラエティー」の充実?とNHK以外は「ドキュメタリー」の弱さが目立つ。番組分類で日テレ、フジには「ドキュメンタリー」のバーが無く、NHK・他局とかなり異なる。一方、「ドラマ」の戦いが変化。TBS、フジは定番のドラマに往年の精彩がなく?テレ朝(相棒8、交渉人)が躍進しているように見える。 

全体として特徴のあるのは先発、国営?NHKと後発テレ東。

NHK「朝の連ドラ、大河、紅白」は別格として「クローズアップ現代、NHKスペシャル(長期取材)ETV特集(各地の歴史取材)」等ドキュメタリーは質量とも抜きん出ている。「世界遺産、美の壺、ダーウィンが来た(自然観察)」等の歴史・芸術・自然系も質が高い。

また「ためしてガッテン、爆問学問、ブラタモリ、サラリーマンNEO」あたりも人気らしい。

テレ東は「ガイアの夜明け、カンブリア宮殿、ルビコンの決断、美の巨人たち」で日経新聞らしさと、「いい旅夢気分、出没アド街ック天国、空から日本を見てみよう」で中高年狙いと他局のニッチで押す。

日テレ、TBS、フジ、テレ朝も個別には長寿番組、話題作もあるのだが、全体の印象は大同小異。テレ朝の「劇的ビフォー・アフター」なんてユニークな例もあるが、全体としてはNHKを除いて娯楽路線に大きく傾いている。 

TV視聴者の年齢等顧客プロフィールへの対応、TVを見ない若年層への対応、他局との差異化等意外に実行されていないように見えるのは私だけだろうか。

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2009年11月 7日 (土)

TVの衰退?(2)

Tbs_2 放送局の構造

放送局の構造は建設業界の階層構造に似ている。スーパーゼネコン(General Contractor)が三角の頂点にあり、その下に建築・電気・設備・・のサブコンがいる。実務はこれらサブコン企業が図面を描き、現場工事を行い、ゼネコンが全体の行程管理をする。

放送業界はこれに似ていて、放送局は多くの番組制作会社の上に成り立っている。番組のほとんどはこうした会社の制作物で、局側は年度の方針、世のトレンド等を見ながら制作会社に依頼するという構図。この製作過程では次々に下請けに降りてきて末端では極端なローコストでの制作を余儀なくされていたりするらしい。こうしたコスト構造は建設業界と同じ、多層の階層構造は途中途中でのマージンが加わり、全体のコスト上昇に繋がり、この業界の人件費コストが高いのは有名だ。

また、ここに広告代理店の世界も加わって複雑だ。放送局にとって広告の獲得は死活問題なのだが、実際の獲得活動は電通、博報堂、アサツー・・の広告代理店が行う。メディアの広告枠をスポンサー企業に販売し手数料を稼ぐわけだが、実際はこれだけではなく活動内容は広範囲だ。大手5~6社の力は強大であり、スポンサー企業のマーケティングの代行から戦略提言まで行ったりする。

彼らはメディアに対する影響力も大きく、しばしば金と人間関係の裏の話が語られるのはこうした影響力と日本的な背景があるからだろう。

またWEBの台頭 

ただ、こうした中に新たな動きが進行している。(1)で記載したWEBの台頭によって放送局~広告代理店(既存の)~制作会社の関係に変化が現れてきている。

ショッピングサービスはスポンサーたる企業がダイレクトに顧客にマーケティング・販売活動を行い、広告はYahooGoogleらのWEB企業が世界中を押さえつつある。

Overture」「Adwords」等の検索連動型広告はWEB上に溢れているし、利用者個人によるアフィリエイト(成功報酬型広告)が広まって久しい。

これに伴い国内でも「サイバーエージェント」「GMO」「アトレ」・・・等の新たなWEB広告・マーケティング企業が現れ、更にはSEOSearch Engine Optimization:検索エンジンの最適化)技術まで表れ、WEB上では裏と表で技術革新による広告・マーケティングの戦場となっている。

一方、TVの世界はディジタル放送・ディジタルTVの普及が進みつつあるが、双方向型のサービスはまだこれからで、その操作性からも進展には困難が伴いそう。

TV放送の世界では未だ昔ながらの「視聴率調査」が主流だが、WEBの世界では膨大なクリックデータは貴重な顧客発信情報として活用され、分析手法も高度化してきている。

一部プロバイダーによる「BUZZマーケティング」は顧客の行動パターン、クチコミ分析までもが可能だ。

TVは見ないがWEBは必ず見る世代の増加は、広告フィールドのシフトを押し進める。

今やWEB利用は「下剋上」!放送局~広告代理店~制作会社の階層構造が簡単に崩れる危険性があり、下請制作会社や個人がWEB利用で一気に世界に躍り出る可能性もあるのだ。 

WEB上での動画「You Tube」は一個人が世界中に向けて情報発信が可能な個人放送局。最近はスポンサーたる企業サイドからの活用も進んでいる。

しばらく前の楽天によるTBS買収行動はすったもんだのあげく断念したが、この買収が成立していたほうが放送業界に革新をもたらし、結果、生残りに繋がったのにという意見も多い。 

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台風一過の駿河湾

今年10月26日に迷走して太平洋岸を日本列島沿いに北上した台風20号。

ここ静岡県でも前日から荒れ模様だったが、翌27日には台風一過の快晴。

沼津の愛鷹山中腹からは東西へ駿河湾が一望にできた。

東は伊豆半島の北西突端「大瀬崎(おせざき)」辺りから沼津、西は富士市から清水、更に向こう側には焼津、御前崎方面?の山並みも伺える。

余りの美しさに思わずカメラを手にした。

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TVの衰退?(1)

Photo 前回、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を紹介したが、今回はTV

このNHKらしい本物?の番組に感動だったが、一方、民放を見るとバラエティー番組だらけの哀しい現実。  

TVを見ない子供達

最近の子供達はTVを見ないと言われている、確かに我家の息子達もあまり見ない。どちらかというと部屋でゲームをしたり、PCWEB検索をしている。動画はかなりの頻度でYou Tubeで見ている。

近年民放各局は衰退の道を歩み続け、広告減少から売上減少、従って低コストのお手軽バラエティー番組やクイズ番組満載に至る。この種の番組は局の違いがほとんど判らず、番組の編成替えシーズンになったりすると、つぎはぎ番組だらけ!

元々多くの競合媒体、他のメディアがあるのに、これでは子供達がTVに興味を示さないのも当然。言われて久しいにも係わらず依然変革を志向しない民放各局の戦略は不思議だ。こうしている間にYou TubeGoogleに世界中でメディアのインフラを押さえられつつある。          

広告とスポンサー

一般的にTVは“ただ”だと思っている人がほとんどだ。民放各社は広告収入で成り立っているから視聴者から見れば“ただ”。一方、NHKは視聴者からの受信料でまかなう有料放送だ(払ってますよ)。有料だからあまりいいかげんなものは作れない?

一方、視聴者側も民放はどうせ“ただ”だからあんなもんだと思っていないだろうか。 

でも、ただだと思っている視聴者もコスト負担しているのだ。莫大な広告宣伝費が購入する商品の価格に上乗せされている現実を考えるべきだ。

TV放送の評価方法に「視聴率」が使われているのはよく知られている。この調査は各放送局にとって絶対的な存在のようだが、本当にこれでいいの?

http://www.videor.co.jp/data/ratedata/r_index.htm (視聴率データ、ビデオリサーチ)

というのは内容を見ると「時間・エリア・年齢・各種計算式」等一見詳細を極めているようだが全て量的把握で、肝心の中身・満足度等の質的把握は無い。

現代のマーケティングでは顧客の満足度調査は必須なのに、ここでは量を質に置き換えて良しとしている。1962年からのこの手法を未だにスポンサー側も受け入れているのが摩訶不思議だ。

視聴者側とスポンサー側の意識の乖離も極めて大きい。視聴者は番組内容と広告はほとんどリンクして見ておらず、広告の時間は休憩時間程度の意識でいるが、スポンサー側は商品・サービスの露出量拡大で効果があるだろうと思っている(思うことにしている?)

最近では広告飛ばしのレコーダーが普及していたり、今年のCEATECに出ていた東芝のTVCELL REGZA」などは全放送を一網打尽に記録して、自分の見たいソフトだけを分類視聴できる。これではつまらん番組は即ゴミ箱行きだ。

広告業界ではトヨタ、パナソニック、ハウス食品、サントリー、資生堂等多額の広告を出すスポンサーをナショナルブランドと言いメディアの生死を左右する存在。

スポンサー側では企業に対する視聴者からのイメージを掴んだり、社会貢献・環境・信頼等を訴求したいところだが、現在の視聴率調査の仕組みでは不可能だ。

また、市場が飽和状態の国内から一様に中国等成長率の高い市場にシフトしてきており、昔の長寿番組のようにナショナルブランドを囲い込むのは難しい。特に現下の経済情勢では企業は従来の鷹揚な姿勢では金を出さなくなってきている。

WEBの台頭

WEBの拡大はあらゆる業界に影響を及ぼしているが、放送業界も例外ではなく広告の減収が目だってきた。

スポンサー企業自体が物品・サービス提供の場をWEB上に開設するのが普通だ。ショッピングサービスは今や最も成功したジャンル、世界中から商品の購入が可能でビジネスマン・主婦層の「おとりよせ」は完全に定着している。日本国内でも通販市場は‘08年度で8兆円規模に達し、コンビニ・デパート等のリアル店舗を抜き去った。

当然ながら世界的な広告売上では大きな変動が続く。放送・ネット・新聞・雑誌・ラジオ等の各種メディアの広告総額は‘06年から‘09年に22%減少しており、インターネット以外のメディアは30%減なのにインターネットは37%増となっている。

また、You Tubeの台頭はメディアと顧客の関係に変革をもたらした。世界的規模の閲覧が可能ということもあるが、従来、TVでは受身一方の視聴者が、逆転製作側となって世界中に情報発信できるところにある。これで個人の関心が既存メディアから大きくWEBにシフトしてしまい、文化・娯楽・経済活動のフィールドも変わってしまうのだ。

最近では企業サイドも無視できず、You Tube活用の動きが増加。一時のBLOGの普及時に似てきた。   

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おやじの涙?

先日、NHKの「鶴瓶(つるべ)の家族に乾杯」を見て思わず涙した。 

http://www.nhk.or.jp/kanpai/ (鶴瓶の家族に乾杯)

鶴瓶が芸能人と二人で田舎を訪ねるのだが、今回はキャスターの徳光さんが戦時中疎開していた福島県三春町を訪れる。地元田村高校合唱部の女生徒たちに軽い気持ちで校歌を歌ってもらうのだが、教室から響く歌声が予想外?の素晴らしいハーモニー。こちらも思わずその美しさ、爽やかさに涙が・・・主演の徳光さんはと見れば、もう辺りをはばからずハンカチで涙ふきまくり。そして見ていた鶴瓶まで目が真っ赤というありさま。

おやじ世代は落涙し易い? 歳をとると涙が出るのは科学的な理由もあるかもしれないが、年齢と共に積みあがる経験が“心の袋を”一杯にし、ちょっとした感動が膨れ上がる“心の袋”を簡単に振動させるのではないかと思っている。

こういう感動のシーンで思い出すのが、1968年(古!)のグルノーブルオリンピックを撮影した「白い恋人たち」。確かジャンクロードキリーだったと思うが、スキーダウンヒルの選手をカメラが追うダイナミックなシーンで何故か涙が流れるのだった。当時話題の映画で、監督がクロード・ルルーシュ、音楽がフランシス・レイという仏映画の黄金コンビで、「男と女」のピエール・バルーが挿入歌を歌うせいもあるが。

40年以上前だから私も花の?10代。思うと、おやじでもないのに落涙するのは?

これは記録映画で全て本物。超一流のスポーツ選手の姿、美しい歌、素晴らしい芸術作品・・・本物の姿は感動を呼び起こすのだ。歳だけじゃなく・・・

http://www.olympic.org/en/Multimedia-Player/All-Video/1968/02/06/lot3-killy-jean-claude-wm-duke-high/ (グルノーブル オリンピック)

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2009年10月31日 (土)

今月の日本酒「陸奥八仙」

P10107341P10107361  自宅用の「一白水成 秋あがり」が終了のため小山商店へ。前回の「鳳凰美田」がやはり正解だったこともあり、定番商品に回帰してみる。

選択は「陸奥八仙 いさりび 特別純米無濾過生詰」、酒造米「華吹雪」を60%まで磨いたもの、日本酒度+5.5、酸度2.2でやや辛目か。

自宅に帰って写真をとろうとすると、何やらラベル上部に白いラインと点々が?

濃紺のラベルの上部が水平に所々白くなっている。ん?こりゃ何だ?・・・そうか、これが銘柄の「いさりび」!・・夜の海面に浮かぶイカ釣りの漁火でした(遅すぎ)

陸奥八仙は私の定番銘柄だが「いさりび」は今回初。普段は「純米吟醸 中汲み 無濾過生原酒(日本酒度+01.0)」の選択が多い。

最初の一口は? 香り、口当たり等全体のバランスも良く、いつもの陸奥八仙らしいやや濃い目の味わいだが、香りも含めて「無濾過生原酒等」に比べるとやや軽めか?

魚に合う酒で「いさりび」とのことらしく、確かにくどさがない

最近濃い目の味わいに慣れ過ぎているきらいもあり、これぐらいの抑え目の酒が飲むのに楽な気がする。さすが陸奥八仙、「旨し」

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「東京都写真美術館」に行ってきた

P1010728P10107431  東京都写真美術館はコレクション展「旅」を開催中。9月からの第3部「異邦へ 日本の写真家たちが見つめた異国世界」に行ってきた。

http://www.syabi.com/details/collection3.html 

「旅」と「写真」は密接な関係にあるが、19世紀から現代までの日本人の海外への視点を表現している。第1部「東方へ」、第2部「異郷へ」、第3部「異邦へ」がテーマで、第3部が第1章~4章までの構成となっている。

1章:異邦へ -絵画的風景の方へ- 「安本江陽、福原信三」

2章:異邦人としての眼差し 「木村伊兵衛、渡辺義雄、桑原甲子雄、名取洋之助、三木淳、林忠彦」 

3章:自己探求への途 「奈良原一高、川田喜久治、植田正治、森山大道、小川隆之、深瀬昌久」

4章:歴史の証言者としての旅 「港千尋、白川義員、並河万里、長野重一」

第2章の木村伊兵衛~林忠彦らは我々世代にとっての大御所で、日本の写真界の基礎を作った人達。第3章の奈良原一高~深瀬昌久らは少し身近な存在、奈良原一高は最も好きな作家だ。

第1章の安本江陽らの時代は画家がパリを初めヨーロッパに渡った時代を思わせる。安本江陽の作品はこの時代のカメラ、レンズの性能のためか極めて絵画的。セピアカラーと構図が一層絵画らしさを感じさせる。

第2章の木村伊兵衛らは近代化しつつある日本社会からの旅立ちの記録で、皆一様に日本と北米・ヨーロッパとの経済的・文化的な違いに驚いている様子が伺える。名取洋之助、三木淳、林忠彦らの作品は1930年代~1950年代の海外が対象だが、30年代の豊かなアメリカ社会や自身も生まれた50年代の日本とのあまりの違いに驚く。桑原甲子雄の作品では当時の満州、中国大陸と戦前の現地日本社会のリアルな映像を初めて見た。

しかし、ここでの収穫は木村伊兵衛と渡辺義雄の作風の違いだ。木村はライカを使った機動的な写真で時代を切り開いたのだが、この35mmカメラの威力は被写体たる人物そのもの とその場の人々の心の瞬間も表している。それまでは写真術的に時間をかけて撮影していたものを瞬間的に切り取るため作者自身の躊躇い自体までも表現されている。現代のスナップ写真の基礎か?

一方、渡辺義雄の作品は凛とした構図、写真の美しさをシャープに表現している。全てに作者の想いと意図が表れ、狙いの美しさと粋が溢れている。

この点では第3章の奈良原一高の作品等は全て作者の計算しつくされた結果だ。

第3章からはカメラ技術、国際化した環境、混沌とした社会・・・写真が身近な世界となる中での強力な表現技術としての写真が表れている。

奈良原一高の「消滅した時間」に表現された一枚一枚が70年代の自身の学生時代の記憶を鮮明に呼び起こす。「ヴェネツィア、刻まれた矢印、ロッキー残雪、トイレット、アイス・スタンド、モニュメントバレーの見える車窓、犬の散歩・・・・」当時強烈に印象付けられ、その後の写真表現の原点となったものだ。「カメラ毎日」の毎号作品を吸い寄せられるように見ていたことを思い出す。

森山大道、深瀬昌久の作品を見ると、荒木経惟、細江英公、東松照明、横須賀功光らと共に混沌とした内面世界を大胆に表現した時代の流れを思い出す。粗粒子・ブレ・ボケは学生達の議論の的だった。 

今回は正に自身が写真に入れ込んでいた学生時代の作品群であったため想いもひとしおだったが、多くの作品を鮮明に記憶していたことも驚きだった。

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2009年10月24日 (土)

今月の日本酒「鳳凰美田」

P1010718P1010712  社宅用を調達に小山商店へ、依然ひやおろしが充実だが前回の「一白水成」の秋あがりが期待ほどではなかったので、こだわりなく選択肢を広げて物色。

そこで、しばらくご無沙汰の「鳳凰美田 雄町 生酒 しずく絞り 純米吟醸 無濾過 生酒」を選択。雄町を50%まで磨いたもの。

手元には「さ々一」純米大吟醸 無濾過 美山錦 秋あがりが残っているので比較。

「鳳凰美田」は「さ々一」よりやや香りは高く、口あたりはとろりと柔らかい。甘味はくどさ、雑味のない和菓子系のストレートな軽い甘さ。全体的に柔らかな味わいで、酸味は感じられず上品な味わい。やはり当りだ。

一方、「さ々一」は少し酸味が感じられ、きれもありやや特徴がある。但し、さすが純米大吟醸無濾過、バランスの良さに熟成感も加わり奥が深い。

まったり柔らか優しい甘味の「鳳凰美田」、好バランス熟成の「さ々一」は好勝負、あとは好みの問題? 

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多摩サイ回復走行

200910111601242009101116014620091011160034                                    8月末の突然の腰痛は思いの他ひどく、一ヶ月あまりの投薬と貼り薬、腰痛体操の日々。

最後には薬の副作用と疑われる症状もあり投薬中止、ようやく概ね回復に至る。

(腰痛対策の筋弛緩剤は○○炎、湿布薬・モーラステープ等の一部成分は光線過敏症、胃腸障害、筋肉のやせ等の副作用を誘発する場合があるらしい)

直るとすぐ動き出す多摩サイの虫。途中、一度「浅川」沿いのコースをMTBでゆっくり

20km程流した時は若干症状が見られたものの特に支障なし。

 ほぼ回復と思われたので、先日久し振りに多摩サイを敢行。但し、前傾姿勢に不安があったのでMTBで。いつものコースの両端の部分を省き約22km、快晴の土手を久々に走行。爽快!!やはり人間には屋外での運動が必要だ。

この2ヶ月近く通常走行(42km)していなかったので筋力が付いていかない。大事をとってMTBにしたのもあるが、追い風でも時速30km未満!体は使わないと衰えは早い。

通常、走行後は代謝が上がるのと筋肉を酷使?するので当日夜はやや寝苦しくなるのだが、今回は翌日に発生!やばい!2ヶ月のブランクは想像以上の衰え。

今後のペース復活が懸念される・・・・      

PS:今日、通常42km走行を敢行、痛みも無し。今現在、代謝は上昇、今夜以降が問題だ。 

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2009年10月22日 (木)

今月のJAZZ「山中千尋、上原ひろみ」

Runnin2720wild20uccj20771P1010726Ph_uehara1                                              全く久し振りの今月のJAZZ、調べると6月のSophie MilmanTake Love Easy」以来。3ヶ月ぶりというのは今日のJAZZシーンを象徴?

今週は新作コーナーがNorah JonesCheryl BentyneMichael Bubleらで賑わっているが、山中千尋の「Runnin’ Wild」、上原ひろみの「PLACE TO BE」の2作を選択。 

山中千尋「Runnin’ Wild」は今年のBennie Goodman生誕100周年を記念し捧げる作品。After Hours」のOacar Petersonへのオマージュに続く。いつものトリオ編成にクラリネット、ヴァイブラフォン、ギターを加えたセクステット編成。

オープニングはモノラル音源から入り、「Airmail Special」とグッドマンらしさを演出するが、「Bad Girl」「Good Boy」と山中作品に持ち込む。クラリネット、ヴァイブの特徴ある音は3040年代を呼び起こすが、軽妙なクラリネットを予想していると意外にパワフルで太い音に驚く。次は何だと引き寄せ、グッドマンの懐かしいフレーズと見せておいて山中らしい多面的で粋なアレンジに絡め取られる!(喜んで?)

山中は群馬県桐生出身の秀才“おねえちゃん?”クールだがシャープな感性・大胆な飛び方がスケールの大きさの源か?ただ、このクールなおねえちゃんがグッドマンやピーターソンらのJAZZ王道の名プレイヤーにルーツを求めるところが面白い。「旨し」

上原ひろみ「PLACE TO BE」は初めてのピアノソロとのこと。

添付のDVDを見ると上原が演奏前から落涙しながらイントロに入る。感情移入に上原らしい凄みを感じる。

従来の溢れる才能を電子楽器も使って幅広いジャンルにぶつけていく上原とは違った姿を見せる。ピアノソロの難しさ・怖さ・緊張を乗り越えるため?深く感情を落とし込み戦う姿が見える。ChickKeithのような躍動感・華やかさとは違うが、圧倒的なスピード・タッチ数・パワーで終始弾きまくる。いくつかChickに似た軽妙なフレーズが見られ、従来とは違う軽快な進行と意外?にJAZZらしいフレーズで全体を構成していて、トータルでは重厚な印象。

巨大な才能には驚かされるも、正直JAZZらしさをあまり感じなかった従来の上原のイメージを払拭し、底力を見せられたのは嬉しい収穫だった。「凄し」    

当代日本のJAZZシーンを代表する若手二人の演奏を聴くと、クールな山中千尋が暖かいBennie Goodmanを演奏し、ホットな上原ひろみがピアノソロでクールに演奏する対比が面白い。JAZZの攻め方は違うが、いずれも計り知れない才能を持つ点は同じ、今後の展開にはやはり目を離せない。

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「丸の内パークビル」に行ってきた

以前丸の内仲通りに行ったら、旧古河総合ビル他の区画に新ビルと美術館がほとんど出来上がっていたのだが、4月に竣工したらしいので行ってみた。

ここは旧「古河ビルヂング」「三菱商事ビル」と「丸の内八重洲ビル」があった区画で、地上34階建ての「丸の内パークビルディング」と「三菱一号館美術館」(OPEN2010/4)になっている。

丸の内仲通りのビルはほとんどが三菱地所の所有だが、昔は皇居に面するため?全て9階建てに統一されていた。東京海上ビルが超高層ビルとして竣工以来、第一生命ビル、丸ビル、明治安田生命ビル、新丸ビル、東京ビル、日本生命ビル・・・次々に超高層ビルに生まれ変わってきた。  

勤務先の本社が以前旧古河総合ビル(古河ビルヂング)にあり、個人的には新入社員時代から10年ほどを過ごし、オーナーの三菱地所㈱とは仕事でも関係があったので懐かしい。当時の営業課長氏は現在専務執行役員!歳をとったものだ。

当時の同僚OL達は今や“おばさん軍団”(失礼)となり、ここ丸の内で同窓会を開催しているらしい。この日も昔を懐かしむ中高年者の姿が見られた。  

以前の「丸の内八重洲ビル」は古い石積みの外観で、地下には「八重洲グリル」という洋食屋さんがあり昼食でよく行ったものだ。また、このビルは近年キムタク、松たか子主演の「ヒーロー」で検事事務所の設定で、日比谷にあった「三信ビル」と共に特徴あるデザインで風情があった。今回訪れると以前の北東の位置に当時の石積みの外観をそっくり残してあり懐かしい。

《 三菱一号館美術館 》

西側は「三菱一号館美術館」になっている。これは昔の建物を再現したものだが、オリジナルの三菱一号館はジョサイア・コンドルの設計で1894年(明治27年)に竣工した日本で最初の本格的オフィスビル。新たに焼いた煉瓦による組積造で免振装置の基礎の上に建てられ、建物外側のガス灯10灯と共に忠実に再現されたらしい。

パークビルと三菱一号館美術館の間は煉瓦の外観を背景に英国の庭に入り込んだようなクラシックな雰囲気。最近の丸の内の新ビルは皆工夫されたデザイン空間を持つが、ここは格別に美しく落ち着いた大人向けの空間になっている。

美術館の中に入ると、丸の内の歴史映像が上映されていて、遥か昔の丸の内、東京の映像にしばし見入ってしまう。カフェを覗くとクラシックな吹抜内装の仕上がりが壮観。他に施工の竹中工務店の職人さん達をあの「うめかよ(梅佳代)」さんが撮影した写真展が開催されていて、ほのぼの「うめかよ調」が満開。

丸の内の長い歴史の中で、今が最も大きく変化している時かもしれない。

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2009年10月17日 (土)

XANTIAの後釜決定

1024_c4picasso1_2Zooma666b64336b4c09ec556b676ec435d1  我がCITROEN XANTIA BREAK‘97モデルは、あと2年は乗るつもりで去年5回目の車検を受けた。だが、寄る年波には勝てず外観は日焼けで緑から白に変身中(ルーフ、ボンネットは2年前に再塗装)、ハイトコレクターのオイル漏れ、高圧ポンプの昇圧遅れ、ダッシュ・ボディー各部からの異音・軋み、タイヤの磨耗、樹脂類の破損・・・に加え、ついに触媒の内部破損でガラガラ音が。

ただ、見栄え、ガラガラ音等を除けば通常の走行は概ね順調で、東名の走行は相変わらず快適な巡航ぶり。とは言うものの家族からの不信感は払拭できず遠出はしたくないとの御達し。というのも、購入1年目に突然エンジンルームの燃料ホースの亀裂からガソリンが噴出、エンジンルームからウィンドウスクリーンまで霧噴射と室内ガソリン臭充満という大失態を演じてしまった。ただ、その後細かなトラブルはあれど概ね順調に月日をこなし、ついに13年目に突入した次第。

この13年は我家の息子達の成長と共にあり、それまで乗っていたVANTECH HIACEキャンパーの後を継ぎ、充分にオートキャンプをこなしたし、荷室にロードバイク・MTBを複数積んで遠地の走行もこなし、その実用性、耐久性を充分に発揮した。     

ただ、近年の老朽化と毎週末東名を往復する身を案じて?買換えも止む無しの家族合意に至った。

東京以外の(都下には販売店なし)CITROEN販売店を巡り、家族構成、経済情勢・・・あれこれ考えながらXANTIAの後釜探しを約2ヶ月。 

当初はこの不況下、国産車「MAZDAアテンザスポーツワゴン」「HONDAアコードツアラー」「オデッセイ」「SUBARUレガシーツーリングワゴン」等を検討。ただ国産車も意外に価格が高く、グレードによっては300万円台半ばからアコードなどは400万!を越えるものもある。

更に、長年のハイドロCITROENに慣れ(させられ)た体は他を受け付けず?「C5ツアラー」「C4PICASSO」も検討。    

C5ツアラー」はこれまでのモデルに比較して独BMW風(賛否はあるが)デザインと品質向上、「ハイドラクティブⅢ+」サスに惹かれたが“デカイ”(XANTIAの二回り大?)。それと動力系が旧来の2.0ℓエンジンと「AL-4ATのままで、いずれ国内版もTDI化やC4と同じく「1.6ℓターボ」+6速セミATEGS」の可能性もありそう?

400万円超の価格は乗り出し500万に迫り、環境離れしたガソリン3ℓエンジンもないだろうし、JAVEL2TDIは魅力的だが更に高額・・・止む無く断念。 

一方、ちょっと興味のあったC4PICASSOは良く考えると多人数の我家に向いており、義母が東京に出てくる際は7人乗りが威力を発揮しそう。XANの前がHIACEキャンパーだったこともあり息子達には結構好評らしい。

丁度、今春BMWと共同開発の1.6ℓターボエンジンに変わり、6速EGSと合わせると意外に理想的な組み合わせか。CITROENは伝統的にハイドロサスや斬新なデザインに比較して動力系が地味だが、これで一気に動力系も表舞台へ。

「直噴ターボ」「セミAT」「パドルシフト」の組み合わせ、大胆な「パノラミックウィンドー」、DS風「ATシフター」、「センターフィックスステアリング」「リアエアサス」等々CITROEN臭満載、国産の応接間風1BOXとは一線を画す。 

CITRO虫?を刺激され、「直噴ターボ+6EGS」と「ノン灰泥CITROEN」への興味を抑え切れず、一転「フツーじゃない1BOX」のC4PICASSO選択と相成った。 

神奈川の某販売会社経由で10月後半着のフランス(スペイン?)からの船便を待つ日々。 

悩みはこの不況下での今後の経済的対策・・・それとXANTIA最終日のドナドナ。  

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「皇室の名宝―日本美の華」に行ってきた

天皇陛下御即位20周年を記念して、上野の東京国立博物館で「皇室の名宝―日本美の華」が開催されているので行ってきた。

http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6890 

皇室、宮内庁所有の絵画・工芸品等の公開。第1期の10月6日~11月3日江戸から明治までを見る。第2期は正倉院宝物から江戸時代まで。

快晴の連休日に爽快な気分で上野の山に着くとかなりの人出。子供連れの動物園方向に対して中高年は博物館方向へ。美術館・博物館が中高年で溢れるのは有名美術展の常(我々もその一人)。

入ると前方に狩野永徳「唐獅子図屏風」が鎮座、豊臣秀吉がこの屏風をバックに各地の武将を威圧したのだろう。次の「源氏物語図屏風」との対比が面白い。

伊藤若冲の「旭日鳳凰図」の迫力と「動植綵絵」30点は壮観。画面びっしりと描きこむ写実、構図、テーマも他の日本画家と著しく異なる。何度見てもこんな画家がこの時代にいたことが驚きだ。上村松園の「雪月花」が正統派日本画の筆致と題材(枕草子、源氏物語、伊勢物語)で極めているのと対極。  

岩佐又兵衛の「小栗判官絵巻」があったらしいが、あまりの人の多さで全く見えず。円山応挙の「旭日猛虎図」の虎は何度見ても丸っこくてかわいい(犬も)。

横山大観「朝陽霊峰」のスケールはやはり感動的。葛飾北斎の「西瓜図」は80歳の時の作品らしいが、繊細で粋な江戸を感じさせる。

個人的に印象深かったのは鏑木清方の「讃春」。右側の皇居前の芝生での女学生と、左側の隅田川での水上生活者の親子の姿は近代日本の対比だが、それより桜の枝と共に平等に訪れる春を表現している。背景の淡い清洲橋?の姿と手前の親子の大胆な構図は近代日本画の斬新さと、日本画本来の優しさ軽やかさがふわりと同期し心が和む。

工芸品3点「菊蒔絵螺鈿棚」「沃懸地御紋蒔絵螺鈿太刀拵」「花唐草透彫水晶入短刀拵」(漢字長い!)は明治天皇時代の「帝室技芸員」制度の最高峰、高度な技術力は驚異的で「明治の三大作」と呼ばれるのも頷ける。日本人の伝統工芸力満載。

壷は普段あまり興味を惹かれないのだが、並河靖之の「七宝四季花鳥図花瓶」は魅惑的。到底七宝とは思えない造りで、黒い花瓶の表面に怪しく花鳥図が輝く。

彫刻は特に印象深い。高村光雲の「萬歳楽置物」は金属とは思えない衣装の柔らかさと量感。旭玉山「官女置物」は官女の幾重にも重なる髪、衣装の折重なりは布の硬質なタッチも表わし、垂下がる袖の量感と紐の柔らかさ・・牙彫であるとは思えない。

海野勝民の「蘭陵王置物」は白眉。流れるような衣装のライン、柔らかな動き、精巧な加工・・・コンパクトに凝縮されたフォルムは作品から雅楽「蘭陵王」のストーリーに想いを導く。我家では取外式の面の下の見えざる顔が話題だった。

 これは是非ともお出かけを薦める。日本の伝統的美術・芸術のレベルの高さを実感出来るし、こんなものがあったんだと驚き惹きこまれる。本当のお宝満載なのだ。

《 印象に残った作品 》

「唐獅子図屏風」  狩野永徳 

「源氏物語図屏風」 狩野永徳

「旭日鳳凰図」「動植綵絵」30点 伊藤若冲 

「旭日猛虎図」   円山応挙      

「朝陽霊峰」    横山大観

「西瓜図」     葛飾北斎

「雪月花」(枕草子、源氏物語、伊勢物語) 上村松園     

「讃春」      鏑木清方

「菊蒔絵螺鈿棚」  川野辺一朝   

「沃懸地御紋蒔絵螺鈿太刀拵」 狩野夏雄     

「花唐草透彫水晶入短刀拵」  香川勝廣    

「色絵金彩菊貼付香炉」    沈壽官  

「七宝四季花鳥図花瓶」  並河靖之    

「みなかみ」    山崎朝雲 

「萬歳楽置物」   高村光雲  

「官女置物」    旭玉山 

「蘭陵王置物」「太平楽置物」  海野勝珉  

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2009年10月11日 (日)

「CEATEC JAPAN2009」に行ってきた

昨年は参加できなかった「CEATEC JAPAN」に行ってきた。

IT関連企業とコンシューマー機器、半導体関連と広範囲な商品・サービスが一度に確認できるのはこれぐらいで、世のトレンドも良く判る。 

台風上陸直前で雨だったがまだ荒れ模様にはならず、天候のせいか会場も例年に比べ空いている。というか今年は経済情勢の悪化から参加企業も減少し、顧客も少ないようだ。

例年通りコンシューマー系は元気で、家電関係はTV3D花盛り。PANASONICSONYSHARPTOSHIBAHITACHI等、眼鏡をかけて動画スクリーンや部屋に入って見るのだが待ち行列が出来ている。   

携帯電話関係は新商品の時期ではないため静かだが、デザイン志向の展示が多かった。

IT、ソリューション関係はIBMNEC等常連が不参加なのでかなり寂しい状況で、頑張っているのは富士通ぐらいか?向かい側ではナビタイム、ゼンリン等のコーナーがあり、時代を反映して結構な人気。もっともゼンリンのかわいいお姉さん達に引かれて見る人も多いようだが。PSP用ナビソフト@8,000円、GPSユニット@6,000円の計14,000円!でPND出来上がり。我家の2台のPSPの登場か・・・  

出展企業の減少と会場全体が空きぎみなので、今年はデバイス・コンポーネント関係もじっくり眺めてみた。村田製作所は例の「せいさく君、せいこちゃん」の人気で黒山の人だかり。京セラ、TDK、太陽誘電、ローム、ミツミ、アルプス電気等大手を眺めると、こちらもまた時代を反映してLEDと太陽電池パネルが花盛り。薄型、低価格化が急速に進んでいるようだ。 

こういう不景気な時の展示、内容は重要だ。各社の台所事情があるだろうが、お客さんから見えないと忘れ去られそう。今年の東京モーターショーもジャパンパッシングが酷そうだが。

台風の影響の前に早目の帰途に着く。

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「静岡県地酒祭り」に行ってきた

http://www.shizuoka-sake.jp/topics/zizakematsuri2009_s.html (静岡県地酒祭り)

http://www.sakuyahime.co.jp/ (酒屋せりざわ)

しばらく前に沼津の「酒屋せりざわ」の女将さんから「第22回静岡県地酒まつりin沼津」

の案内をいただき、飲み仲間と共に参加してみた。

地元「沼津東急ホテル」で開催、参加費は一人2,000円と安い。昨年の着席方式、料理込一人7,000円から立食形式、料理は屋台別売り一品500円の方式に変更されたらしい。

これは手軽に参加できるので良さそう。県酒造組合加盟の31銘柄のほとんどが参加しているようだが、この内飲んだことのあるのは1/3ぐらいか。

静岡県は日本酒飲みには良く知られ、「磯自慢」「臥龍梅」「杉錦」「開運」「初亀」等鑑評会での受賞蔵も多い。一般的には新潟県のような米処の酒がよく知られていて旨い酒が多いが、個人的には最近の静岡の酒のほうが好みだ。私自身は生まれは新潟県なのだが・・・

開始15分後ぐらいに会場に到着したら人で溢れている。主催者側の発表では募集600名?のところ入場者850名!混んでるわけだ。

且つ、既にできあがったような顔色の人もちらほら。日本酒フリークより単なる酒飲み?みたいなおじさん達もいる。中年の女性も多いのはイベントをサポートするお店の「お姉さま?」達だろうか。

各蔵元のコーナーはいずれも人だかりで、人気蔵の前は一段と多い。何か食べながらと思うが屋台のコーナーはかなりの列であきらめる。とりあえずグラス片手でお目当ての蔵元コーナーへ。会場中央では蔵元さんの講演等をやっているが聴いてる人は・・・

知り合いに会ったり、会社関係で名刺交換したり結構忙しい。

まずは最近人気の「磯自慢」へ、焼津出身で会社同僚のお父さんはここの主人と同級生で、「昔は焼津の漁師が飲む安い酒だった」とのことだが、近年は洞爺湖サミットでもご採用で大人気。さすがに香り、甘さ、のどごし等バランスのとれた上品な味わい。

その他、味覚が麻痺しないよう少量を各コーナーで連続試飲。「白隠正宗」「富士錦」「臥龍梅」「杉錦」「開運」「志太泉」「高砂」「初亀」「喜久酔」「正雪」・・・

ようやく目当ての蔵元のほとんどを回ったので一休み、屋台のコーナーも人だかりが解消しているので行ってみると主なメニューは売切れ?数点いただくが、これで一品500円はちょっとなあ。

今回、試飲銘柄は比較のため「吟醸」「大吟醸」を中心にいただいたが、印象に残ったのは「磯自慢」「臥龍梅」「白隠正宗」「杉錦」「初亀」あたり。結果、鑑評会受賞蔵が多かったが「磯自慢」と「臥龍梅」は特に上品さ、味わい、甘味、のどごしのスムーズさ等で際立つ。 

人いきれと空腹もあり、そこそこに仲間と会場をあとにし、市内の馴染みの店で漸く食にありつく。やれやれ・・

今回の試飲会は一気に多くの酒を試せたが、いかんせん人が多過ぎてじっくり試飲できる状態とは言えない。イベント開催の難しさはあろうが、じっくり比較・確認したい日本酒ファン向け試飲会と、お店とタイアップした大勢で楽しむイベントみたいなものと分けるのも手かと思う。

本当の比較にはやはり地元「小山商店」主催の「多摩独酌会」への参加か?

http://www.sake180.cc/ (小山商店)          

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2009年10月 9日 (金)

XANTIA後釜探しと「小林家のideal pair」

P1010664P1010666Xantia_1w11Zoom0000016565_add_0071    我が老朽化する「CITROEN XANTIA ブレーク」‘97モデルの後釜を捜す中、CGCAR GRAPHIC)誌4月号にCITROEN C4PICASSOと「芳醇なコンパクトカー」の記事が。PICASSOの写真はカタログより美しく、全体フォルムを生かす角度から、次頁にはDSファミリアールの姿も。

「芳醇なコンパクトカー」

PICASSOの後に「小林家のideal pair」の記事があり、敬愛する元編集長「小林彰太郎」氏の愛車が載っている。コレクション以外は「CITROEN XANTIA SX」と「LANCIA MUSA マルチジェット1.3D.F.N」の2台フリート。

改めてこの記事を読み、長い自動車生活を振り返ると妙に共感させられるものがある。

氏の論旨は普段の足は実用車に徹して合理性で選択し、趣味性を求めないという冷徹なまでの姿勢で、結果の2車は確かにクールな選択。

ただ、数多の車を乗り継いだ氏の深い経験の選択に、素人ながらも時間だけは長く乗ると志向が似てくるのだろうか。氏の運転歴には比べようもないが、自身も軽自動車免許を16歳で取得以来40年+となった。

普通のサラリーマンの身からは氏のような多数フリート体制は不可能だが、XANの次の次は夫婦二人であろうから「LANCIA  YPSILON」のようなコンパクトカーかと思っていたのと符合する。  

自身は所謂CITROENフリークではなく、XANTIAも初めての購入だったが、確かに実用性、且つ趣味性を満たす数少ない存在だと思う。その前のキット内装のハイエースキャンパーから乗換えても充分オートキャンプを楽しませてくれたし、ロードバイク走行時にも内部に2台搭載が可能な実用性も持つ。氏の「冷凍保存」した1台が欲しいぐらいとの想いも解る。事実、私も横浜で見つけたXANTIA BREAK最後期モデルとIRAN製(SAIPA社)の新車にはちょっと興味を惹かれた。 

年齢と共に安全性も強く意識するようになると、ALFAの情熱も良いが、CITROENの低出力をカバーする巡航テクニックは、結果速度の抑制が効き、ハイドロの足と共に自然と心の抑制にも効く。

一方、「LANCIA YPSILON(MUSA)」は「芳醇のコンパクトカー」に相応しい存在。氏の着目するTDIの完成度、経済性もさることながら、特徴ある盾グリル、モダンだが伝統を感じさせるデザイン、高い質感の内装、ゼニアの色使い等をコンパクトに凝縮した姿は単なる車好きをも充分惹きつける存在。イタリアンデザインの伝統の落着きと静かな情熱に高い走行性能も併せ持つようだ。

いずれも特徴的なのは見た瞬間にデザイン性・感性で引き込み、後にその国の文化・歴史をもじわりと感じさせることだ。

(CAR GRAPHIC誌'10/1号投稿記事欄掲載)

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2009年10月 3日 (土)

今月の日本酒「一白水成 ひやおろし」

  前回、社宅用の「さ々一 純米大吟醸無ろ過 美山錦 ひやおろし」は定番「さ々一」のひやおろしらしい熟成感が感じられた。

今度は自宅用を仕入れに「小山商店」に出かけると、前回気になっていた「一白水成」のひやおろしが目に入った。さっそく探究心を旺盛にしてご購入。

「一白水成 純米 亀の尾 ひやおろし」酒造米亀の尾を60%まで磨いたもの。日本酒度+3、酸度1.6・・・辛さを予想させる。

以前の「一白水成 純米吟醸 無濾過原酒 一回火入れ」での独特の甘味、かろやかさに感動したので純米ながらひやおろしでの味わいやいかに?

結果は?残念ながら普通の味。純米酒のひやおろしらしい旨さはあるものの独特な甘味スタイルは全く無く、やや古典的な味わい。冷静に考えれば純米酒なのだから「吟醸無濾過原酒」とは違って当然。

前回の「一白水成 純米吟醸 無濾過原酒 一回火入れ」(美山錦50%精米、日本酒度2.0、酸度1.3)の劇的な感動が呼び込んだ異常な期待だったか・・・

ところで「純米ひやおろし」が「純米吟醸無濾過原酒」より高いのは何故?

次回の選択は冷静に行かねば・・・

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「灰泥サイクル」危うし

BLOG名「灰泥サイクル」は「灰泥」+「サイクル」 って何?

「灰泥」は仏車CITROENのサスペンション形式、フランス語の「Hydropneumatique」のhydroを模して「灰泥」、「サイクル」は自転車。で、そのいずれも「危うし」の状態。

我が「灰泥」シトロエンXANTIA97モデルは今年13年目の年代物。各所の老朽化が進み修理を重ねるものの、先月は主要部品の触媒が内部破損。その他、塗装の劣化、ハイトコレクター・タイヤ・ベルト類・・要交換で買換え検討(せざるを得ない)中。

次期有力候補は諸々事情あって、CITROENなれど灰泥サスに非ず!

一方、「サイクル」も危うし。8月末突然の「腰痛」発生!その後寝返りを打つにも這い回るような始末。病院でレントゲン、CTスキャンを受け、痛み止めの点滴を受けたら副作用で冷や汗びっしょり。結果は老(朽)化による腰骨の一部圧迫(つぶれ?)。まあ、所謂「坐骨神経痛」?大量の飲み薬、貼り薬、塗り薬を処方され、腰痛体操をしながら静かに暮らす日々。だいぶ痛みが無くなったので先週久し振りの多摩サイ敢行。但し、長時間の前屈姿勢は悪いらしいので浅川沿いを20km程度。ロードバイクは前屈必須なのだが・・今後復活は可能だろうか? 

ということで、「灰泥 サイクル」危うしなのだ!

まあ、腰は根気よく体操、筋力強化で回復を目指し、車は非灰泥だが灰泥的?でお茶を濁すか。

      

○解 説:ハイドロニューマチック「Hydropneumatique

フランス語的発音だと「イドホォヌマティーク」か? 

CITROEN社のサスペンションに採用されている形式で、通常の金属バネを使ったものと異なり、「hydro(液体)」と「pneu(気体)」を組み合わせたもので、ショックを吸収する金属バネと、振動を吸収するショックアブソーバーを兼ねる一石二鳥方式。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF 

(ハイドロニューマチック)

「スフィア」という金属の球体がダイヤフラムという膜で中央を分離され、半分は窒素ガスが封入され、半分にはLHMというオイルが流れ込む。このスフィアが各足周り他に7~8個搭載され、LHMが流れるパイプが足回り全体に張り巡らされ、エンジン出力で動く高圧ポンプから圧送される。モデルによりサスペンション他、油圧ステアリング、ブレーキ等にも採用されている。大型バスのような柔らかい乗心地、車高の自動調整等の機能があり、足回りは老朽化すればスフィアを交換すると新車状態が復活する。弱点としては下血(オイル漏れ)のリスクがある。     

50年以上前に実用化された画期的方式。CITROEN車の中型以上のクラスに採用され、最初のトラクション・アヴァンからDSSMGSCXBXXANTIAXM等と続き、現在はC5C6に採用されておりC4以下は採用されていない。ハイドロではないがC4PICASSOはリアのみエアサスが採用されている。

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2009年9月26日 (土)

お彼岸の墓参り

お盆の時期には行けなかったので、このお彼岸の時期に両親の墓参に群馬の墓地へ。実家は前橋なのだが、事情あってこの高崎の大規模霊園に。

9月の5連休は以前からお盆より混むとの噂、高速1,000円の大渋滞の最中いかに?    

ところで、何でこの連休を「シルバーウィーク」って言うんだ?

年寄り向けでもないし、ん?5月が「ゴールデン」だから「シルバー?」・・そんな安易な。

○うんちく  

「彼岸会(ひがんえ)」      出典:Wikipedia、「メモリアルアートの大野屋」他 

「彼岸~此岸(しがん)」:煩悩を脱した悟りの境地に至るあちら側が彼岸、この世のこちら側が此岸。彼岸とはサンスクリット語の「波羅密多(バーラミター)」の漢訳「到彼岸」から来たもの、煩悩と迷いの世界「此岸」にある者が「六波羅密」の修行で悟りの世界「彼岸」の境地に至るというもの。浄土思想で太陽が真東から昇り、真西に沈むこの時期に遥か彼方にある西方浄土(極楽浄土)を思い念じ、先祖に感謝するもの。日本独自の習慣。

春分の日、秋分の日(中日)をはさんで前後3日をはさんだ7日を彼岸と呼ぶ。

と、心配だった雨の影響も無く出発。中央高速はもちろん大渋滞なので、渋滞の無い圏央道「あきる野IC」から乗る。関越の渋滞を予想し国道17号も覚悟していたが、途中若干渋滞したものの無事霊園に到着。

丘の上に立つ9,000区画以上の広大な霊園。やはりお彼岸なので多数の墓参の家族連れ。あちこちでお線香の煙があがり、お花を抱える人達が行き来している。

当方もお花、線香を上げて昔の両親の姿を思いながら合掌、しばし静かなひと時を過ごす。

高崎郊外、安中に近い高台なので北側には赤城山、榛名山が望めるが、この日は生憎曇りがちで望めない。でも北関東の広々とした景色を眺め清々しい気持ちになる。3時間をかけてほんの30分だが、こうした機会が無いとなかなか実家に来ることもなくなってしまった。

昼食の後、高崎市内でいつもの鶏弁当、藤岡SA内の店でカミサン希望の「ラスク」を調達。帰路も早めの渋滞に若干かかったものの順調に帰宅。「シルバーウィーク」の我家のささやかなイベントだった。

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今月の日本酒「さ々一」

P1010457_4P10104601_4 今月は社宅用の日本酒を仕入れに「小山商店」へ。この時期はひやおろし(秋あがり)のシーズンで、例年小山商店には大挙入荷する。

女将さん作成の「今月はこれ!」にも「秋上り酒特集」だ。

店内には新入荷のコーナーから冷蔵ショーケースの中もひやおろし満載。

前回に続き、従来の定番商品(私の)で甘味系との違いを確認するため、「さ々一」の秋あがりを選択。「一白水成」にも惹かれたが。

冬仕込んだ酒が夏を越し、熟成されたものが秋の外気が冷たい時期に出荷されてくる訳だが、中庸?なバランスの良い「さ々一」がひやおろしでどんな味わいとなっているかを確認することに。

「さ々一 純米大吟醸無ろ過 美山錦 秋あがり 粒おり絡み」長い!・・を購入。

美山を48%まで磨いたもので、日本酒度-1.0、酸度1.8、アミノ酸度1.05

日本酒度-1.0でそうとう甘そうな値だが、ひやおろしの熟成も加わって興味深い。

さっそくいただいた結果は?

最初の一口はかなり甘く、重い。甘さの度合いは甘味系並。それに熟成の重みと濃厚さが加わっている。試しに息子とカミサンに飲ませたら・・「甘い!」やや不評。その後、前回購入の「翠露」を飲ませると、「こっちの方が飲みやすい」の声。

だが、「さ々一」は私の好みだ。ひやおろしなので若干濃厚で重い感じはあるが、甘味は素直で「翠露」には少し残るアルコールっぽさが無い。「翠露」を端麗と感じるようになったのは甘味・濃厚系のせいかもしれないが、翌日、単独で「さ々一」をいただくと最初ほど重くは感じられず、やはりバランスが取れ、ベースの良さを感じる。

最近の嗜好の変化を若干確認できたが、「さ々一」の良さも再確認。 

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2009年9月21日 (月)

青梅に行ってきた

シルバーウィークに近場で出かけるところ探していたら、都下青梅で「猫」をテーマにしたイベントを開催中らしい。

連休中でやや渋滞ぎみの中、馴染みの「青梅」市内へ。今回は表通りから裏側の「昭和の小道」から「にゃにゃまがり」を進む。途中、「住吉神社」参道で青空マーケットを開催中、地元青年?の音楽演奏も。住吉神社の超急階段を上り参拝、こんな神社があったのか。

その後の「にゃにゃまがり」が面白かった。ほんとにこんなレトロな感じの小路が残っているとは。やはり奥多摩?地域の古い町ならではの歴史を感じさせる。

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2009年9月20日 (日)

ハイブリッド車時代?(3)

●提携~業界再編?

この大きな技術転換の時期は提携~業界再編が噂される。

バブル期の600万台議論は遠い昔だが、2008年の世界生産台数を見ると乗用車で600万台を越えているのは今やTOYOTAGM VWの3社のみだ。  

数の論理だけからだと生き残りは年間生産台数100万台レベル、世界ランクからは15~17位あたりまでだろうか。ただ、トラック・バン等商用車生産の多い(※印)TOYOTAGMFORDDAIMLERCHRYSLERISUZU等がある。米国3社はピックアップトラックを乗用に使うお国柄。DAIMLERは大型トラックでは有名な存在。ISUZUはほぼトラック専業だ。      

WORLD RANKING OF MANUFACTURERS YEAR 2008 

Rank GROUP             Total        CARS(乗用車)

1 TOYOTA                   9,237,780     7,768,633  ※

2 GM                     8,282,803     6,015,257 

3 VOLKSWAGEN             6,437,414     6,110,115

4 FORD                           5,407,000     3,346,561  ※

5 HONDA                          3,912,700    3,878,940

6 NISSAN                         3,395,065     2,788,632

7 PSA                               3,325,407    2,840,884

8 HYUNDAI                       2,777,137      2,435,471

9 SUZUKI                          2,623,567     2,306,435

10 FIAT                             2,524,325      1,849,200

11 RENAULT                    2,417,351       2,048,422

12 DAIMLER AG                2,174,299     1,380,091  ※

13 CHRYSLER                  1,893,068         529,458  ※

14 B.M.W.                   1,439,918    1,439,918

15 KIA                         1,395,324    1,310,821

16 MAZDA                  1,349,274    1,241,218

17 MITSUBISHI          1,309,231       1,175,431

18 AVTOVAZ             801,563      801,563

19 TATA                      798,265       489,742

20 FAW                      637,720         637,720

21 FUJI                         616,497          552,096

22 ISUZU                       538,810          47,101  ※

23 CHANA AUTOMOBILE    531,149        531,149

24 DONGFENG          489,266       489,266

25 BEIJING AUTOMOTIVE   446,680       446,680

既に自動車業界の再編劇は幾度かの変遷の結果、米国3社はご存知のとおり統合~解体のさなか。伊FIATCHRYSLER。日本ではTOYOTADAIHATSUFUJI(SUBARU)HINOがグループ化。NISSANは仏RENAULTと。独VWAUDIPORSCHESEATSKODALAMBRGHINIBUGATTI・・マルチブランド化を実施済。

そうするとこの100万台グループの再編の目玉は?日、韓、独、仏あたりか・・

日本ではHONDASUZUKIは既に300~400万台を狙う規模で、車造りの思想も明快だから独自の道を歩みそう。焦点はMAZDAMITSUBISHIMAZDAはデザインもヨーロッパ志向にし海外では一定の評価がある。RE、ディーゼル等のエンジン技術もあり、 元気が出てきているが販売の絶対値は厳しい。また、MITSUBISHIは国内外共にまだ不調で、欠陥車問題からも立ち直れていない。いかんせん主力車種が弱すぎる。「i MIEV」の投入があるが利益には貢献できておらず、ヨーロッパ勢等との関係強化が必須か? 

韓国HYUNDAIは既に国内でKIAをグループ化し、米、中国等海外での拡大が著しい。

韓国企業ならではの積極的な投資姿勢で、新興国市場の開拓に向け提携・買収等を進めそうだ。 

PSAPEUGEOTCITROEN)は1976年の統合によりEU第2位の規模となり、フランス企業得意のアフリカ、中南米、アジア、オセアニア地区に進出している。中国では古くから武漢に生産拠点を持ち一定のシェアを持つが、技術面の優位性が薄れてきているようだ。TOYOTAとの共同開発「TOYOTAアイゴ~CITROEN C1PEUGEOT107」、三菱との関係、BMWとの提携に続き、ECOカー対策等技術導入、主要部品の共用化等で今後の動きがありそうだ。

DAIMLERBMWも数の世界では微妙な位置だが、各々技術力があり、個性ある車作りには定評があることから両社は資材調達、部品共用化等を中心とした提携に発展するのではないだろうか。       

また、中国、インド、ロシア、南米他新興諸国での自動車会社は多数あるが、いずれも規模が小さく技術力も単独での開発は難しいレベル。従って、こうした高成長が見込まれる市場で100~300万台クラスの主要自動車企業の提携・買収等が進んでくると思われる。日、独、仏、韓のセカンドグループの企業あたりが台風の目か。

自動車業界の再編劇には長い歴史がある。従来、数の論理の下に語られることが多かったが、誰が現在の米ビッグスリーの姿を予想しただろうか。数の論理ならとっくに日本メーカーは2~3社になっていただろうし、ビッグスリーは更に巨大化するはずだった。

が、実際はあっけなく米3社は崩れ去った。

これからの環境問題を中心とした自動車技術の大規模転換は大きな難関であるが、従来の「数」から「技術力」+「「乗る楽しさ・感性」を実現できるメーカー中心に回っていくのではないかと思う。その点から日本メーカーは大きな課題を半分抱えていると言うべきだろう。

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沼津の旨い店「山正」第二弾

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やはり、夜外側から見るとこんな店があるとは気付かない。地元の人達も恐る恐る入ったらしい。ただ、「干物屋」さんの引き戸を開け、脇を進むと奥に立派な「すし屋」があるというギャップと隠れ家的風情が売りにもなっているようだ。

相変わらずお店のおねえさん「女将さん?」の手馴れた応対と、板さん「ご主人?」のてきぱきとした手捌きが心地よい。

前回の報告の訂正が一点。少しお高いと書いたが、今回改めてお品書きを見ると結構安い。チェーンの居酒屋は別として、市内のそこそこのお店よりむしろ安いくらいだ。且つ、ネタは抜群。

刺身の良さは感動的!〆鯖、赤いかの刺し他、旬のさんまの刺しは脂の乗りに加え、甘味のある味わいは過去最高ランク!みる貝の酢味噌あえ、太刀魚炙り刺し等も絶品。寿司は300~800ぐらいだが、ほとんどは300~600円、それも2貫でって驚き。

これじゃあ「隠れ?」ファンが増えるわけだ。

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2009年9月18日 (金)

ハイブリッド車時代?(2)

●海外勢の動向

シボレー「VOLT」はGMの期待の星かもしれないが、航続40マイル(64km)とGMなので?顧客からの信用度は低い。

一方、ヨーロッパ勢はハイブリッドへの追撃は急で、ディーゼルエンジン他では先行している。と言っても独勢が中心でその他は?

メルセデスはSクラスへのハイブリッド車を発売し、スマートEV2009/11から発売すると発表。

BMWActiveHybridの名で大型7シリーズとX6シリーズのハイブリッド版を発表した。ただ、方向性が異なるのは彼らは省エネだけではなく、Activeに表れるとおりハイブリッドによるパワーアシストに比重を置いているように思われる。   

VWの施策は他社とは異なり、従来からのディーゼル技術等を熟成させたものだ。

今年のフランクフルトショーに主力3車種「ポロ」「ゴルフ」「パサート」のBlue Motion版を発表した。コモンレール式ターボディーゼルエンジン、回生ブレーキシステム、アイドリングストップ機能・・・でハイブリッド並みの高い燃費性能を実現している。「ポロ」は30.3km/ℓ、「ゴルフ」は26.3km/ℓ、「パサート」は22.7km/ℓ。VWの特徴は既存のディーゼルエンジン技術を徹底的に磨き上げ、低燃費・低CO2を実現するものだが、低燃費に必要な軽量化の障害となるダブル動力源のハイブリッドは避け、低CO2に有利なディーゼルに直噴ターボ(TDI)を加える選択をしたのだろう。当面現行技術の延長だからコスト面は有利で追撃し易いだろう。このロジックから次はやはりEVか?      

●最後は何が問題か

ハイブリッド、プラグインハイブリッド、直噴ターボディーゼル、EV、水素燃料車・・・

新たな技術開発がめじろ押しだが最後は何だろう?

しかし、これらはいずれも動力源の戦いだ。そもそもエンジンは車全体の一部に過ぎない。環境問題と経済面から動力源の話題が中心となりがちだが車は乗物・移動手段で、全体が問題である。

最近のCMのように「車なんて走ればいいじゃん!」という意見もあるが、単に移動手段としての比較なら電車、バス、バイク、自転車、徒歩でもいい。 

早く、安全、且つ経済的な移動手段であることが重要だが、人が運転する以上操縦性、乗心地等も重要だ。単に移動手段と言い切れるほど交通手段としての自動車は単純ではない。EVなら異業種からの参入も可能だろうが、エレクトロニクスを駆使した動力・足回りの制御、ボディーの衝突安全性、車体・内装のデザイン、乗心地を左右するサスペンション技術・・・多くの技術の集積であり、動力源としてのエンジン・モーターも含めた自動車全体として味付けができる長年の技術が必要なのである。 

この点に於いては日本の自動車メーカーが弱点とならないか心配だ。ハイブリッド等先進技術の開発では現在一歩先んじているが、気がついたら走行性能・走る楽しさが感じられない「走ればいい」商品ばかりとならないか。  

VW等のヨーロッパ勢は低CO2TDI等従来技術を愚直に継続開発することにより、ハイブリッド並みの30.3km/ℓを実現し、着実にその差を縮めてきているし、走行性能・乗心地の味わい等を大事にする独勢の力は脅威だ。現にBMWTdiActiveHybridによりハイブリッドをパワーアシストとしても位置付けているのはヨーロッパ文化が背景にあるからだ。

当面、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、TDIVWBlue Motion」、MERCEDESBlue Efficiency」、BMWEfficient Dynamics」)等が先行し、EVと混在するという方向が考えられる。  

「車なんて走ればいいじゃん!」は日本の車社会の根幹に係わる問題で、業界には深刻な問題だ。車社会の歴史が長いヨーロッパ、アメリカでは長距離走行、高速走行、巡航性能、ロードホールディング、パワー等は大変重要な要素。現在は拡大一途の新興諸国では価格が最大の課題だが、ある程度の成熟度を迎えた国では車を操る「楽しさ・味わい」が無くては売れない。中国もいずれ同じ道を辿るはず。

残念ながら同じヨーロッパ勢ではVWMERCEDESBMW等ゲルマン勢が先行し、ラテン系はこの技術トレンドに遅れをとっているように見える。

FIATALFAグループは技術面の心配はあるが、変わり身の速さで意外に強いかもしれない。PEUGEOTCITROENグループは独勢或いは日本勢から技術・製品を調達せざるを得ない状況のようだ。現に、先般三菱から「i MIEV」の供給を受ける契約を締結し、現「PEUGEOT4007」は三菱「アウトランダー」のOEM版だし、CITROENC4PICASSO」の1.6ℓターボはBMWMINI」のエンジンだ。

新車開発は積極的に進めているようでCITROEN「新C3」「DS3」、PEUGEOT「新?3008」「新?5008」「RCZ」他、他社ハイブリッド技術?も加わり活力が復活しつつあるようだ。      

ただ、PEUGEOTの御神楽顔は相変わらずだし、CITROENとの違いが不明確になってきているのが気がかりだ。

RENAULTにとって日産は今や救いの神、次世代技術の多くを容易く手に入れる「技?づる」だ。技術力だけでないことを祈る。 

いずれにしても最後は「先進的技術」に加えて「乗る楽しさ・感性」が必要なのだ。

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小野神社のお祭り

自宅の多摩市への帰宅途中、紙垂(しで)を挟んだ縄が道路沿いに続いている。

土曜日に「小山商店」で日本酒を仕入れた後、少し先で鎌倉街道に面してお祭り用のテントが設営され、それらしい姿のおじさん達が集っていた。

翌日、自宅でのんびりしていると朝から盛大に花火が炸裂!また、近くからは太鼓のド~~ン、ド~~ンが聞こえる。そうか!今日は市内「熊野神社」と「小野神社」のお祭りだ。

9月第二日曜日が各々祭礼らしい。

http://risshi.life.coocan.jp/cubkh33.html (小野神社について)

http://www.geocities.jp/rikwhi/eki_seiseki/tamasi_jiin.html (多摩市の神社)

「熊野神社」は旧鎌倉街道に面していて、「小山商店」の直ぐ先。西暦1,200年頃に作られた鎌倉時代の関所「霞ノ関」もあったらしい。 

「小野神社」は由緒ある「武蔵の国 一宮」で延喜式にも記載があり、鳥居には「菊の御紋」も刻まれている。でも多摩の七不思議と言ってもいいほど?この近隣でしか知られていない。東京都下、この辺では圧倒的に府中の「大國魂神社」か「高幡不動」の知名度が高い。 

秋晴れの清々しい天気なので息子達と散歩がてら小野神社に向かう。境内ではこれから神輿と大太鼓が繰り出そうというところで股引、半被姿の氏子達が集っていて、子供達に太鼓を叩かせてくれている。向かいのテントでは焼ソバ、やきとり、かき氷、ビール等を販売中。我々もやきとりを一本。

由緒ある神社ながら地域限定?のローカルなところが気に入っている。近年は初詣もここだ。

この後、近所のラーメン屋で昼食。息子達は替え玉も、100円は安い。でもおやじには無理。

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ハイブリッド車時代?(1)

●ハイブリッド車花盛り

日本国内では不況とECO対策でハイブリッド車絶好調。今やTOYOTA「プリウス」、HONDA「インサイト」以外はECOカーじゃないかの如し。これに加えて「減税、補助金」のCMも花盛り、「子供店長」も。 

ガソリンハイブリッドはTOYOTAHONDAの2社で方式が違うが優劣は無さそう。

但し、新型PRIUSの技術の熟成に言及する専門家は多い。   

http://www.honda.co.jp/tech/auto/engine/honda-ima/ima02/index.html(ハイブリッドカー)

更にHONDAは「CR-Z」を20102月、「フィットハイブリッド」を2010年内発売予定だ。TOYOTAは「オーリスハイブリッド」「プリウスプラグインハイブリッド」を発売予定。 

このため、ハイブリッドの無いメーカーも必死だ。日産、MAZDAはハイブリッド車を持たないので苦しい攻めで「減税、補助金」頼み。MAZDAはアイドリングストップ「i-STOP」を積極的にアピールしているが、これだけでは乗り切れないだろう。

三菱「i MIEV」、スバル「プラグイン・ステラ」等軽のEVが販売開始されたが、価格は補助金ありといえどとても個人が買えるレベルではなく、ECOカー対策は早晩次のステップに突入せざるを得ない。

ところで現在適用の「減税、補助金」の自動車産業支援策(経済活性化策という人もいるが)の仕組みは甚だ不可思議、ほとんどの輸入車には適用されない。まあ自国の自動車産業への支援策だから外国勢を排除するような制度も当然という意見もあるが、日本官僚のテクニックには恐れ入る。ただ、欧州では他国の車も適用された。米、独では補助金も終了、今後の反動が懸念され、このままでは世界的に来年以降の下振れは避けられそうもない。

●次世代技術 

各社のECOカーというか次世代の車はいろんな開発が進んでいる。

ガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッド

当面、「トヨタプリウス」「ホンダインサイト」らガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッド車が先行し他社も追撃の方向だが、1~2年はこの2社の先行が続きそう。

これに「プラグイン」で充電可能なモデルが加わる。

電気自動車(EV

「三菱i MIEV」「スバルプラグイン・ステラ」ら電気自動車が一部発売されてきている。航続距離、充電インフラ等課題は山積だが、次期製品の発売で意外に普及は早いかもしれない、バッテリー次第の面もあるが。

燃料電池車

水素燃料の「ホンダFCXクラリティ」が一部機関に販売され、「マツダプレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」の水素燃料ロータリーエンジンもあるが、ホンダと同様に価格・水素燃料インフラが大変で当分実用化は難しそう。先日TOYOTAも2015年に燃料電池車を発売すると発表したが・・・

EVの可能性

各種次世代車両の技術開発は早いペースで進みそうだが、当面2012年頃までは現行の「ハイブリッド」方式をベースに、「プラグインハイブリッド」が出たり(PRIUS)、エンジンがコンパクトで高効率な「コモンレール式ディーゼルエンジン」が増えたりしそうだ(VW)。  

意外に早めに普及しそうだと思われるのは「EV」だ。 

前記の「三菱i MIEV」「スバルプラグイン・ステラ」の価格では無理だが、最近発表された日産「LEAF」は興味深い。航続距離160キロ、最高速度140km、補助金利用で200万円台との噂もある。実際の走行ではエアコン他電気系のデバイスを使うので航続距離は公称をかなり下回るかもしれないが、200Vで8時間充電、急速充電なら30分というのは実用範囲だろう。

そもそもEVはハイブリッド車のように「エンジン+モーター・バッテリー」ではなく、「モーター・バッテリー」のみだし、エンジンにある燃料系、点火系、変速系、冷却系、排ガス対策系・・・の複雑な機器は必要とせず、単純な構造にできるわけだから大幅にコストを下げることが可能だ。所謂自動車産業以外からの参入が容易と言われる所以だ。 

EVは航続距離が課題ではあるが利用シーンとバッテリー次第だろう。  

都市部でのコンパクトカー利用は従来から言われているが、むしろ地方向きかも。

日本の地方都市は自動車社会であり、一家で2~3台保有がざらだ。この内まず1台は軽自動車で、走行距離もせいぜい3040km/日程度だ。且つ、EVは日常コストの電気代は安い。そう考えると都市部と共に地方での利用も見込まれ、購入価格が200万円代ならば結構売れそうだ。三菱、SUBARUに比較して日産がRENAULTも含めてグローバルな量産体制を確立すれば大幅なコストダウンが見込める。

それとハイブリッドでTOYOTAHONDAに先行されていて、強力な打開策が必要という事情もある。リチウム・イオン電池の技術開発に依存する面が大だが。来年2010年後半発売と発表されている。

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2009年9月12日 (土)

悲しきCITROEN販売事情(2)

PEUGEOTの不振とCITROEN 

Zoom78b945a6495aa6ad7d949ebbb2650_2Zoom74d8fc0db83fcc7462bd2b89dd98895   以前、低価格化戦略?が功を奏してPEUJEOTは輸入車でも販売好調だったが今年は大きく後退、7月の登録が395台だったのに8月は半分近い211台。当然これはPEUGEOTCITROEN両社の問題としても圧し掛かるはず。

この原因は何か?PEUJEOT306時代のピニンファリーナデザインから悪鬼のような自社デザインに切り替え、当初は好調だった。しかし、バックミラーに映る鬼の形相は怖い。これもやりすぎると顔が恐れられたか(飽きられた?)昨今の人気は低下の一途。また、407シリーズの肥満ぎみのデザインは、前のCITROEN C5が不人気だったのと同様だ。独車的な筋肉質デザインが求められる。

これへの対処が最近矢継ぎ早に発表されるCITROENの新たなデザイントレンドか?

http://www.citroen.com/ (CITROEN仏)

Zoomcdffefdf844d133bf7035cbf110b5b0Zooma31ceca2fc5411f7c329553b2470fdfZoomb95b11fed1ed7049232921b72718d31                                「新C3」「DS3」「GT」等アグレッシブな提案はPEUGEOTとのイメージ交換だろうか。元々CITROENは革新的でPEUGEOTは保守的というのがフランスでの一般的な認識だったのだ。 

同様な例ではVW AUDIグループが各々ワッペングリルを捨て水平ラインを用いたものに変更した。ワルター・デ・シルバがデザイン責任者に就任後ようやく大袈裟でいかつい顔から、人の感性を逆撫でしない美しいデザインに転換を図った。        

従って、悪鬼顔で各モデルのデザインの差異が判らなくなりつつあるPEUGEOTも、今一度ピニンファリーナのデザインを見直すべきかもしれない。また、最近“大口”志向になってきているCITROENPEUGEOTの二の舞にならないことを祈るのみだ。Zoom0000019697_061     

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●求められるまともな販売施策

2009/8の全国CITROEN登録台数は71台、36の販売店数で割ると2台/店を切る。

東名阪の販売店が多数を占めるだろうから、地方の販売店ではゼロのところもあるだろう。これでは商売が成立しないのは明らかだ。

よって、この不振を極めるPEUGEOTCITROENの販売打開策が求められる。

本国の幹部は両社のジャンル、顧客層は異なるため各々の販売ルートを守る旨発言しているが、それはまともなルートが確保されていることが前提だ。上記の全国販売網の実態からは笑止。各販売会社との調整、整備機器の投資・・・課題は多いだろうがPEUGEOTCITROENの併売策は第一歩に過ぎない。

また、縮小均衡を狙った?C3の販売中止は販売政策への逆行だ。エントリーレベルの商品を投入しないかぎり長期的な販売増には結びつかないのは自動車販売の常識。車に興味の無い若者が増える日本市場で、国産車との価格の差異が大きく、利幅が小さい小型車は無理と考えたのだろうが、では「BMW MINI」と「FIAT500」の好調は何だ!

要は“特徴・個性のある商品”を“普通の人が手の届く範囲の価格”で“そこそこ顧客の近く”に“意欲のある販売店を構える”ことに尽きる。

販売店と中古車のネット検索が定着しているのがまだ救いだが、13年ぶりに買い替え行脚(せざるを得ない)をしたらこの有様。 

CITROEN乗りには救いの神とも言われる「JAVEL」「SH総合企画」等の存在は貴重だが、マスコミ、国産車販売店から「CITROEN乗りは信者ですから・・・」なんて言われて、長年の顧客に甘えているうちはビジネスとは言えない。まず、まともに車を見て、買える状態にしろと言いたい。

http://www.javel.co.jp/JAVEL) http://www.sh-kikaku.com/SH総合企画)

 

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悲しきCITROEN販売事情(1)

我が愛車「CITROEN XANTIA」が触媒の破損で継続断念か、とCITROEN販売店を回ってみると悲しき現実が。

●少ない店舗   

CITROEN JAPONHPを見るとあまりの販売店の少なさに驚く。各県に1店は無い。

http://www.citroen.jp/support/showroom/index.html CITROEN JAPON

サービスポイントと中古車展示店を除くと、関東でも茨城、栃木、群馬は各1、埼玉が2(戸田、所沢)、東京ですら4(葛飾、世田谷、渋谷、大田)しかなく、千葉はゼロ、神奈川は2(川崎、横浜)である。他の地域は更に悲惨、北海道・東北地区では岩手の1店のみ!四国はゼロ、全国で36店しかないのである!!

国産車のトヨタ、ホンダ、日産は基より、マツダ、三菱、スバルあたりにも遠く及ばない。これじゃレア物レベルで、販売減は当然だ。日本での輸入車ディーラー網は悲しい歴史。特にラテン系の「FIAT」「ALFA」「LANCIA」「CITROEN」なんて悲劇の繰返し。でも昔より悪いってのはどうして?   

イタ車、仏車乗りはだいぶ慣らされているとは言え、一向に改善されない実態を見ると本国は本気でビジネスする気があるのかと思う。CITROEN JAPONのトップの言葉が虚しい。

振り返って見ると、自身のCITROEN との流浪の旅も結構つらいものがある。

購入先は「マツダEnfini野猿街道店」(昔マツダが輸入していたが、その後撤退)→CITROEN世田谷(西武自販)→ 〃 (新西武自販)→ 〃 (GST社 後店舗廃止)→CITROEN練馬(GST社、後店舗廃止)→CITROEN横浜緑(GST社1店に吸収)。その他各地の独立系資本の販売会社も同様。従ってこの10年強東京都下には新車を買う先はほとんど無かったのである!!これでCITROEN乗りは忍耐強くなるわけだ。

●厳しい販売状況

2001CITROEN JAPONが設立され、2008PEUJEOT JAPONと統合しPEUJEOT   CITROEN JAPONとなった。しかし、この統合は両社の内部的なコスト抑制には貢献したのだろうが、未だ顧客へのサービス向上は見られず上記のような販売拠点の実態。     

「輸入車登録台数(2009)」

              2009/8 2009/7 200918累計

VW                      2,303        2,038       24,147

MERCEDES         2,028        2,227       17,730

BMW                 1,793         1,736       17,124 

AUDI                   1,036           953         9,438

BMW MINI             721     755      6,858   

FIAT                       240          166         2,750

PEUGEOT                211          395         2,602

ALFA                      136          105         1,460

RENAULT               101           150          1,102

CITROEN                  71            93            931

 

多くの独車は増加しているが、仏車は大きく減少。絶対値ではCITROENVW126に過ぎない。一方、FIATALFAのイタ車は大幅増だ。これはFIATグループが大きく品質向上したのに加え、FIAT500等の魅力あるコンパクト車の投入を機にやる気を出し?販売店整備をしたことが大きい。FIATALFA の販売店網はCITROENPEUGEOTと同程度にも係わらず登録台数は2社合わせると+30%強だ。    

やはりメーカーの「勢い」と「やる気」、そしてそれに基づく戦略強化と販売店支援策の違いだろうか。

●苦しい販売店事情

イタ車にも後塵を拝する現状で、VWAUDIBMW等独勢との格差は極めて大。販売店数ではVWは都下だけで20店ぐらい、AUDIは首都圏で30店強、BMWは東京だけで45店舗だ。

一方、CITROEN販売店の事情は上記のとおり、そして36店は皆併売の独立系会社だ。

13年前の購入先「マツダEnfini野猿街道店」は今や「関東マツダ野猿街道店」で当然マツダ専売店だ。但し、我がXANのメンテナンスは継続。

http://www.mazdatokyo-g.co.jp/ (関東マツダ野猿街道店)

先日、埼玉県所沢市、神奈川県川崎市、横浜市へ各片道30kmぐらいかけて販売会社へCITRO探し行脚をしたが、いずれもその苦労が偲ばれる。

「シトロエン所沢」は「ハンユウトレーディング㈱」LOTUSも扱う独立系販売会社。

http://www.citroen-tokorozawa.jp/index.html (シトロエン所沢)

「シトロエン宮前」は「㈱マツダアンフィニ横浜西」が経営する店舗。数少ないアンフィニ店の残党(失礼)http://www.citroen-m.com/ (シトロエン宮前)

「シトロエン横浜緑」は「㈱ジー・エス・ティー」で元「CITROEN世田谷」を運営した PEUGEOTFIATALFAも扱う販売会社で15店舗程を持つ輸入車販社では大手?

先日訪れた時は世田谷時代にお世話になった、愛想はないが腕は確かな懐かしいメカニックがおられた。 http://www.gst.co.jp/ (シトロエン横浜緑:㈱ジー・エス・ティー)

赴任先の沼津にある「シトロエン沼津」は「東名モーターサービス㈱」で、VOLVOの販売店舗の隣にCITROEN店を併設したもの。 

http://tomeimotors.jp/index.html (東名モーターサービス㈱)

いずれもCITROENだけでは成り立たず、複数銘柄を扱いながらかろうじて経営している実態だ。ジー・エス・ティー社などはPEUGEOTALFAが中心でCITROENの扱いは今や緑区の1店のみだ。店のサイズはほとんどがマツダ、ホンダの販売店とスズキ、スバル等の軽自動車販売店の中間ぐらいの規模で、狭いながらも苦労しながら工夫してサービスも行っている。

メーカー自身によるこれらは販売会社への抜本的な支援策なくして今後の成長は有り得ない。

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今月の日本酒「羽根屋」

P1010422P10104231 なかなか旨かった「くどき上手」が完飲となり沼津「酒屋せりざわ」へ。

若女将に聞くと、「陸奥八仙」の他、富山の「羽根屋」を薦めてくれる。お薦めに従い「羽根屋 純米吟醸生原酒 富の香仕込み」を購入。

蔵元は富山県富山市百塚の「富美菊酒造㈱」、創業は大正5年で今年93年になるが、それでも蔵元としてはまだ若いほうか。http://www.fumigiku.co.jp/# (富美菊酒造)

酒造米「富の香」を55%まで磨いたもので、酸度1.5、日本酒度3.0.。香りも良く、柔らかく甘味が広がる。

雑味等は一切なく、いつもの和菓子様のほのかな甘味。最近いただいた一連の甘味系「一白水成」「さか松」「くどき上手」と同様な味わい。他との違いは最初の一口から一瞬間を置いてふわりと口中に広がる。  

ここ数ヶ月「一白水成」での衝撃以来この系統の味に遭遇することが多かったのだが、これは酒飲みの間では全国的なトレンドなのだろうか?

先週は「小山商店」で従来からの馴染みの銘柄で違いを確認すべく、久しぶりに「翆露」を試してみたのだが、甘味系に慣れてしまったせいか端麗に感じ驚く。

「翆露」「さ々一」「佐久の花」危うし?

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2009年9月 5日 (土)

臨終に近づく?XANTIA

F10000481 我がXANは今年7月に12ヶ月点検を済ませたばかり。タイヤ、ベルト、ブレーキパッド等の劣化、消耗と車検時から指摘のハイトコレクターからのLHMの滲み等が確認されたが、決定的なダメージは発見されなかった。

ところが!ここ数ヶ月何となく排気音が大きくなったと感じていたのが日に日に増大。

最近はなにやら「ガラガラ」音になってきた。「うがい」じゃない。

エンジンの点火タイミングのずれで音が発生かと思ったが、発生場所がなにやら車体中心から聴こえてくる。メインマフラーは過去に一度交換しているので二度目じゃないだろう。はてな?

でもガラガラ音でエンジンがだめだと致命的なので、近くのCITROENディーラーへ駆け込むと、サービスマンはあっけなく「触媒ですね」。運転席下あたりの触媒を叩くと「ガランガラン」そうか中の触媒が割れて排気の振動で音が出るのだ。

ん、触媒って?値段高いよね、中身に貴金属入ってるから。

調べてもらうと交換に20万円ぐらい!!

だめだ!触媒交換は「AT」「高圧ポンプ」と並んでXANの代表的ご臨終原因である。

修理・交換できるのだが20万円以上という金額だと、さすがのXAN愛好家と言えど13年目の査定ゼロの車に再投資は無いだろう。   

トホホ、当分はこのまま乗るしかないが、乗り換え検討せざるを得ない。

輸入車は減税、補助金は無理なので国産車か?それともCITROの中古車か?

悩ましい・・・・ 

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今月の日本酒「翆露」

P10101981P10102001_2 自宅用の「さか松」を美味しくいただいた後「小山商店」へ。

ここ最近和菓子風?甘味の酒が続いたので、従前から馴染みの銘柄で飲み比べることにし、久し振りに諏訪「舞姫酒造」の「翆露」を購入。

「純米吟醸 中取り 袋しずく 生酒」美山錦を49%まで磨いたもの。日本酒度2.0、酸度1.1

従来の「翠露」のイメージはほのかな吟醸香に日本酒らしい軽い甘味と酸度がバランスしている上品な酒という記憶だ。今回はしばらく離れていて、「陸奥八仙」のやや濃厚な味わい。「一白水成」「さか松」「くどき上手」等独特で上品な甘味のある酒に馴染んだ後では大分印象が違う。

久し振りの印象は柔らかい甘味と吟醸香はあるが、ややあっさりしていて、むしろ辛口と感じるほどだ。恐ろしい変化!変心? 

定番にしていた「翠露」「さ々一」「佐久の花」は甲信越地域ならではの酒だったのか?

冷静に考えると確かにやや端麗系か。

●旨い、中庸って何だろう?

この10年程の日本酒飲みとしての変遷の記憶は、辛口から端麗、中度のバランスと味わい、やや濃厚系から最近の甘味系へと考えると次のようになる。

「王碌」「獺祭」「墨廼江」「奥播磨」「明鏡止水」「鶴齢」「鳳凰美田」「まんさくの花」「山形正宗」「三十六人衆」「出羽桜」「陸奥八仙」「醸し人九平次」「山法師」「結人」「豊盃」「龍神」「仙禽」「一白水成」「さか松」「くどき上手」等が来るが、これらの中で「翠露」「さ々一」「佐久の花」らが中庸のバランスした酒として定番にしていた。 

が、人間の感覚は鋭いようで実はいいかげんなものかもしれない。 

対象が広がり、一度いろんな味を味わってしまうとけっこう印象は変わり、時間の経過と共に鈍る感覚は更に記憶を曖昧にする。というか過去の記憶喪失と新たな記憶の上書きの日々だ。

時間の流れと舌の感覚の衰えは酒飲みの永遠の課題!?

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2009年9月 4日 (金)

LUMIX GF1発売

今年2月愛用のデジカメが壊れ、PANASONICLX3」に買い替えて以来昔の趣味が復活し、どうもデジカメの新製品動向が気になる。

9月2日にPANASONICから「LUMIX GF1」なるマイクロフォーサーズ規格のデジタル一眼(レフではない)が発売された。  

http://www.yomiuri.co.jp/net/event/20090902-OYT8T00854.htm?from=yolsp(発表)

http://panasonic.jp/dc/gf1/index.html PANASONIC HP)  

今年7月のOLYMPUSPEN E-P1」に続く動き。「今後の各社の動向が興味深い・・」なんて言っていたら直ぐ出た。

http://hydro2-cycle.cocolog-nifty.com/blog/cat11436192/index.html(携帯・デジカメ)

マイクロフォーサーズ規格立ち上げの2社だから当然か?でも予想より早かった。  

 

今回のGF1のデザインを見ると我が愛用の「LX3」に良く似ている。LX3ファンの間では次期機種の話題が活発だったようだが、この延長上に一眼の「GF1」をリリースしてきた。

とりあえずLEITZイメージのデジタル一眼が発売されるのはLX3ファンには朗報か?

これまでの一眼レフイメージの「GH1」「G1」に比較してマイクロフォーサーズの規格を充分に生かして大幅にコンパクト化された。

OLYMPUS E-P1」に比較するとサイズ的にはほぼ同じ、重さは50gぐらいGF1が軽い。

さすがにコンデジLX3に比較すると一回り大きいが縦横で1cmぐらいの拡大に留まっている。重さは本体のみではLX3に近いが、これにレンズ分100~200gぐらいが加わる。それでも400gぐらいだから一眼レフに比べたら超軽量。                  

今後、NIKONCANONSONYらの一眼レフメーカーがどう出るかが興味深いが、エントリークラスの一眼レフには影響大だろう。或いは無視かな?    

ところで、樋口可南子、鳥居かほり他「女流一眼隊」登場の発表は女性ユーザー狙いだというのはいかにも今風。一眼を駆使する肉食系?女子狙いか?男どもはどこへ行く。

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2009年8月29日 (土)

沼津?の旨い店「丸亀製麺」

沼津の旅二日目の昼食はグルメ街道に面する「丸亀製麺」に行ってみた。元は沼津じゃないが・・・  http://www.toridoll.com/shop/marugame/index.html 

本場香川県風のセルフの讃岐うどん屋さんだ。以前行ったら本場と同じで旨かったので子供連れで行く。

ネットで見るといくつかの業態がある内の一つが讃岐うどんチェーンの「丸亀製麺」だが、この会社は神戸の会社で讃岐には関係ないらしい。店舗数がすごい。

開店11:00前に入口前に5~6人並んでいる、我々も続くと丁度開店。

私は好みの「おろし醤油うどん」+てんぷら、子供等は「かけうどん」+てんぷら等を選択。おろしはダシ醤油で本場と同じ、かけはダシ汁が旨いと子供等は感動。一人400500円程度で本場讃岐のうどんが満喫できる。早い、安い、旨い。

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沼津の旅(2)

前日に翌日分の目的地も消化してしまったため、しばし行先を思案。

「丸亀製麺」「山参鶏肉店」の食事処だけは決めていて、「山参」は予約済。

とりあえず勤務先の○○工場と昔住んだ社宅へ、子供は記憶にないらしい。

下って「千本浜公園」へ、海岸では予想外に海水浴をする人達がいる。昔はこの辺では泳がないものだった?らしいが、御用邸脇の海岸でも海水浴をする人達がいたので沼津の海はきれいになったのだろう。西に移動し原の先の砂浜へ、さすがにほとんど人がおらず波も高い。しかし、この東西に延々と続く浜は先を見渡せないほどの長さで、霞んでいるとちょっと映画のシーンのよう。

昼食は予定通り「丸亀製麺」で早い、安い、旨いで皆満足。

予定地消化済で午後はすっかり空きなので、記憶が薄れた「ビュフェ美術館」を選択。246号から高級住宅街「駿河平」へ登る。こんな急坂だった?

今ではやや古さが目立つが当時は大変斬新な印象の建物だった。その後、増築されているようで、更に道路の反対側には新たに「クレマチスガーデン」「ヴァンジ彫刻庭園美術館」がオープンし「クレマチスの丘」と総称されている。こちらは今度涼しくなったら行ってみたい。

それでも大幅に時間有り。そこで、「東駿河湾環状道路」が一部開通したらしいのと、前回の旅行で見なかった「恩賜箱根公園」「関所」を目指し箱根に向かう。

まだ一部開通というものの無料高速道路であっという間に元箱根に到着。「恩賜箱根公園」は芦ノ湖畔の半島全体がよく手入れされた庭園で芦ノ湖を一望にできる。

すぐ隣は「箱根関所」で、反対側から入ったので無料で往復。というか建物内部と資料館を見るのは有料らしいが、関所は通路からほとんど見える。土産購入とかき氷で一服後、復路をバビューンと沼津市内へ戻り予約の「山参鶏肉店」へ。

目玉の「半身から揚げ」「やきとり」・・・をいただく。鶏好きの子供達に好評。

今回は勝手知ったる沼津近辺なので短時間にかなりの場所を見られた。沼津ならではの旨いものもいただけ子供達にも大満足?

翌日は朝から渋滞を避け一路東名を帰るが、まだ空いていて普段より早く到着。お気楽でなかなか充実した沼津旅だった。

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沼津の旨い店「和助」

沼津旅初日の昼食を以前から気になっていた「和助」で。

沼津で創業140年の干物作りをする「奥和(おくわ)」のアンテナショップ。

http://www.wa-suke.co.jp/ 

沼津駅南口からまっすぐ南下、港湾の少し手前のカーブした辺りの道路西側。

広い敷地に大きな屋根の和風木造建築、内部は吹き抜け空間になっていて和風モダン内装。床・天井・家具とも木のシンプルなデザインで、大変気持ち良い空間。干物屋さんのイメージとは全く違うヨーロッパの大きな農家の建物のようだ。2階はギャラリーになっている。

昼食時は「ランチ定食:700円」「おにぎり定食:500円」+ショーケースの見本から選ぶ干物の値段。ここでは干物を購入できるのと、自分で選んだ干物で定食として食べられるというわけ。選んだ干物は備長炭で焼いてくれる、少し時間がかかるが焼きたてが食べられて美味しい。

お店と共にギャラリー、コンサート会場等の機能も持つので、港湾と違ってこの広い空間でゆったり静かに美味しい干物が食べられる。周りはこの環境を知った?中高年の夫婦、女性等が多かった。

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沼津の旅(1)

8月は6・7・13・14日も夏休みの高速1,000円サービスの大盤振る舞い。

そこで、我家の子供達は最近旅行ごぶさたなのでお盆の機会に出かける算段。

子供達といってもそれなりの歳だが、現代の若者の典型的なインドア志向のため意識的に外へ連れ出すことにする。人間、たまには普段と違う環境の刺激を与えないと。

で、勝手知ったる沼津近辺へのお手軽な旅行を企画、13~15日の二泊三日の行程。

13日 往路(東名)~沼津港湾(びゅうお、INO、新鮮館)~昼食「和助」~沼津御用邸~井田・戸田・温泉(壱の湯)~柿田川~夕食「駿河屋久兵衛(魚がし鮨)」

14日 ○○社工場~○○ハイツ~千本浜公園他~昼食「丸亀製麺」~ビュフェ美術館~箱根恩賜公園・関所~夕食「山参鶏肉店」

15日 朝からひたすら帰路(東名)を。

お盆前の11日早朝、だだだだだだ~~~~っの駿河湾発生で東名の一部で道路が崩壊し衝撃が走ったものの、東部では大きな被害も無いため予定通りの行程で出発。結果は往復とも渋滞もなく普段より早く着く始末。  

初日は時間調整しながら沼津港周辺を巡り当初予定の「和助」へ。前から行こうと思っていたのだが、干物屋さんとも思えない瀟洒な建物で焼きたての美味しい干物をいただく。

沼津の歴史と教育を兼ねて「沼津御用邸」へ、皆理解しているかは不明だが明治~大正~昭和の皇室の歴史と当時の生活を思う。

その後、伊豆の井田、戸田の海岸へ。生憎富士山は見えなかったが井田の「煌めきの丘」からの景色は伊豆随一だと思う。当初伊豆のきれいな海岸で久々に海水浴を予定していたのだが、海に入りたくない!なんていう軟弱な意見のため断念。従って海と海岸の絶景を眺め、戸田の「壱の湯」という地元の温泉(銭湯?)へ行く。安くてローカルな感じが良かった。

ここから伊豆の山側に登り、伊豆中央道を経て三島方向へ。途中、名水百選の「柿田川」に立ち寄る。昔に比べて公園として大変良く整備されたが、肝心の湧水が?昔は砂の下から勢いよく噴出していたが、今は何故かチョロチョロ?

この日の夕食は成り行きで、当初予定の港湾の寿司屋から急遽「イーラ」の「駿河屋久兵衛」へ、同じ経営の隣の「魚がし鮨」から混雑時もお取り寄せ可なのだ。相変わらず巨大なねたと蟹の味噌汁大椀が嬉しい、やはり魚は沼津だ。内容を考えると値段は東京の半分だろう。

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2009年8月22日 (土)

夏の終わり

P10104131_2P10101571_3   今年の夏はどこに?・・・といった具合だ。

ついに気象庁は「東北地方には梅雨明け宣言をしないことにした」とのこと。

ってことは「ずーっと梅雨」?或いは「梅雨は無かったこと」にしてくれってこと?

まあ、いずれにしても今年は雨続きで夏らしい夏を感じることがあまり無かった。

お盆になってようやく夏っぽいが、お盆明けから気温が低めで「秋」めいている。

でもやっと湿度が下がって過ごしやすいが。

社宅で朝子供たちのラジオ体操の声が聞こえるが、夏休みもあと少しだ。

一方、自宅裏の木々に群がる蝉の声は未だジージーと耳を弄するばかりだが、ふっと床を見れば短い一生を終えた蝉の亡骸が。夏も終わりか?

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あまる君誕生日

8月16日は「あまる君」の誕生日。2005年8月16日生まれで今年4歳。

都下の某ペットショップから猫身売買で合法的に拉致してきたのがもう4年前。

可愛い子猫時代はほんの数ヶ月だった。子供時代からの「チキン」怖がり体質は相変わらずだが、流石にでか猫(5.5㎏?)になったせいか最近はどっかと、ややふてぶてしさも漂う。

「アメショっす!:銀」のように「開いたり」するユニークな猫ではないが、どっしり感はアメショならではか?

しかし、最近の連続の地震と花火の音には隠れまくり。子供らからの「チキン」呼ばわりは返上できそうにないが、健康で長生きできれば何よりだ。

人間様の食事を感知する能力には恐れ入る、離れた部屋にいてもヨーグルトを折るパチンの音とか、コーヒー?の匂いとかに敏感に反応し、気が付くと早くくれとばかりテーブルの上の新聞に横たわる。日々ゆったりと流れる猫時間は人間様も見習う必要ありかも。

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聖蹟花火大会 

地元聖蹟桜ヶ丘は多摩川での「花火大会」がわりと有名。

例年8月の10日前後に開催されていて、今年は11日(火)に決定。平日のため単身赴任の小生は観覧不可。ところが今年は10日の豪雨(昨年も雨で中止)と台風9号の影響で11日は中止となり12日(水)に延期になったとのこと。

ん?12日?お盆休みの前日じゃねえか? ってことは帰省の時間によっては見られる?

開催時間は19:30~20:30・・微妙。早く帰れれば最後の30分ぐらいは可かも。

で、急がず慌てず慎重に東名を走行し聖蹟手前に到着。野猿街道から前方に花火の大輪が見える。ところが駅前の我家(駅0分)周辺は大規模な通行規制のエリア内。途中の道路から警察が通行禁止にしているではないか!!

「この先行けません」の警察官の声、「自分の家に帰るんですけど!この先のザ・○○○○なんですよ」と訴えると「Uロードはすごい人出で通れません」「ええっ!(と驚く)」「何か証明できるものありますか?」と来た。慌てて免許証を提示し「○○○○の裏の駐車場なのでUロードは通りません(事実)」と訴えると「じゃ、気を付けて通行してください」で開放される。ビブ・ラ・フランス!!人民開放だ!!っとばかりに我家へ急ぐ(ゆっくりと)。途中の道路脇には花火観賞の人達がそこここに。

で、我家の階では皆さんが花火観賞真っ盛り、というか最後の10分ぐらいか?

でも2年振りで目前の花火。我家の前の多摩川岸から打ち上げるのでもろに目の前なのだ! 短時間だったが遅い夏満喫でした。

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「大地の芸術祭」行ってきた

先日「大地の芸術祭」に行ってきた。正式には「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」という名称。http://www.echigo-tsumari.jp/2009/index.html 

多数の国内外のアーティストの作品が山、田圃、畑、廃校、美術館、宿泊施設・・・に直接展示される国際的な芸術展で、全体は「越後妻有(つまり)地区」を「中里」「十日町」「川西」「松代」「松之山」「津南」の6エリアに分け、屋外・屋内に370点の作品が展示されている。

通常の美術館で開催するのとは全然違う企画なので東京からバビュ~~ンっと行ってきた、高速1,000円だし。片道約200km強、約2時間半の行程。 

しかし、当日は現地に近づくに連れ生憎の雨!で極く一部しか見られなかった・・・

●行程とチェック作品

「中里エリア」:最初に見た清津峡付近「127番」、温泉施設「ミオンナカサト」周辺で「111116番作品」。越後田澤駅周辺の「ショッピングセンターユーモール」でチケット購入(無くても見られる!)

「十日町エリア」:十日町駅舎上の気球「45番作品」、妻有大橋手前の「50番作品:アスファルト・スポット」。 

「川西エリア」:「ナカゴグリーンパーク」「59番作品:レイチェルカーソンに捧ぐ」、「キャンプ場」「64番作品:風車の道」この頃大雨。

「松代エリア」:中心施設「農舞台も147番作品」、「150番:草間弥生、花咲ける妻有」、「147番:イリヤ&エミリヤ・カバコフ、棚田」他。    

ここでしっかりお土産はゲット。作品の「つまりこめ」の他、酒、羊羹・・・

その後は雨がひどく残りはあきらめ、ひたすら国道353号を南下、「松之山エリア」「津南エリア」は通過し、関越道「塩沢石内IC」に逃げ込む。 

悪天候のためじっくり見ることが出来ず、見られたのはエリアで全体の2/5、作品は1/20程度か?印象に残ったのは「50番」「59番」「64番」「147番」「150番」あたり。

今回はほんの一部を見ただけなので機会を作りまた来たい。

それと印象深いのはこの地域の風景だ。雪深い地区のため建物のコンクリート基礎が高く一階分ぐらいの高さがあり、各々の家が3階建てぐらいの印象で大きい。外装は新建材ではなく昔からの板張りにしてあるところが多い。町の景観上この伝統的な建築手法を守っているようで美しい。それと山間の農家のため、棚田も美しい。

帰りは1,000円高速ながらいつもの「登利平弁当」をゲットするため高速を降り「登利平 鶴ヶ島店」へ。http://www.torihei.co.jp/gaiyo.html (登利平)

行き帰りとも渋滞はなく順調だったが、走行約500kmと雨のためややお疲れ。  

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2009年8月15日 (土)

猫三面図

P10101241P10101251P10101261   夏に入り暑くなると猫の行き場で室温が判る。夏の毛皮はさぞかし大変だろう。

涼しいらしく、不届きにも仏壇の上で寝そべっていることが多いのだが、今日はふと廊下を見ると壁沿いに猫。珍しく壁に手足を当て横倒し、冷たい床に横腹べったり。

写真を撮ると猫三面図だった・・

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今月の日本酒「くどき上手」

P10100631P10100641  今回の仕入れはここ沼津の「酒屋せりざわ」へ。

冷蔵ショーケースをしばらく眺めるが、やはり地元静岡県ブランドが多い。

「正雪」「臥龍梅」「開運」「白隠正宗」は比較的馴染みだが「杉錦」は飲んだことが無い。群馬の「水芭蕉」「尾瀬の雪どけ」がある。群馬は第三の故郷とも言うべき地だが、米処でもないのだがなかなか良い酒がある。

http://www.yamagata-sake.or.jp/cgi-bin/view/kura/kura_desc.cgi?id=12 

その中でグリーンのラベルの「くどき上手」を選択。小山商店でも随分前から置いていたが、名前の「くどき上手」はなぁ~~なんて思って買ったことがなかった。

だいたい飲み慣れた銘柄に行きやすい性質なので、最近は敢えて未体験銘柄に舵を切っている。

山形は銘酒が多く、「出羽桜」「十四代」「山形正宗」「上喜元」・・・隣の酒田市の「三十六人衆」は馴染みの銘柄。 

山形県鶴岡市羽黒町の「亀の井酒造」ここも私にとって第二の故郷という地。山形市の他、隣の酒田市(思えば酒に田なる地名は酒飲み道の入口?)にも6年ほど住んでいて、鶴岡も度々訪れ、出羽三山の一角、羽黒山の長階段も何度か登っている。

「酒未来」なる羽州酒米、山田錦の交配種で50%まで磨いたもの。何とこの米は高木酒造の十四代、辰五郎氏が18年かけて開発した酒造米という因縁。

日本酒度1.0、酸度1.2

一口め、甘い。柔らかい和菓子様の甘さがふわりと口中に広がり溶ける。甘いがくどさがなく後味もさらりと残らない。んん~~っ?何かに似ている。そうだ!この甘さと柔らかさは「一白水成」にそっくりだ!米のせいか、秋田~山形の地域のせいかよく似た味わい。

こうした甘味の酒は最近の傾向なのだろうか?栃木の「仙禽」、前回の「浪速酒造」の「さか松」、秋田「福禄寿酒造」の「一白水成」、そして今回の「くどき上手」。

甘めの酒が昔のくどさから決別し、一様に和菓子様の上品な甘さをストレートに溶けるような味わいに。昔の日本酒味覚からは想像できない新たな味覚領域だ。

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2009年8月 1日 (土)

マイクロ一眼の夜明け!

Item11048p11 今年7月3日からデジタル一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-P1」が発売されたが、これはカメラ業界にとって今後のデジタル一眼の夜明け!(大袈裟な)とも言うべきトピックス。

ところで、「宮崎あおい」がモノクロ画面で登場するTVCMがかなり流れているが、この画面が大変美しい、さすがカメラメーカーのCMだ。  

写真ファン、カメラファンでない方には「マイクロ一眼」といってもピンと来ないかと思うので若干解説。

小生も愛用のコンパクトデジカメがある日突然ご臨終となり、ハイスペックコンデジ「PANASONIC DMC LX3」を購入してから「カメラ小僧」ちょっと復活。

従来のフィルムカメラに代わってデジタル一眼レフを開発するにあたって、CCDMOS等の撮像素子(半導体イメージセンサー)を使うには特性が異なるため※「フォーサーズ規格」なるものが作られた。

※「フォーサーズ:Four Thirds、4/3。オリンパスとコダックにより作られたオープン規格。撮像素子への光の直進性が重要なため決められた4/3(17.3×13.0mm)型撮像素子とレンズマウントサイズ等の規格」  

デジタルカメラはレンズからの光を電気信号に変換するわけだが、データとして送信が可能なため、一眼レフのレフレックスミラー(Reflex Mirror)と光を方向変換するペンタプリズムを無くせる。そのため、新たな「マイクロフォーサーズ規格」がオリンパスとパナソニックにより提唱された。

http://hydro2-cycle.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-08e2.html (一眼レフって何?)

http://www.four-thirds.org/jp/microft/#SlideFrame_5 (マイクロフォーサーズシズテム)

レンズ交換式のデジタル一眼は、既にパナソニックの「DMC-G1」「DMC-GH1」が発売されているが、この規格を生かした更にコンパクトな一眼をオリンパスが発売したもの。   

オリンパスはフィルムカメラ時代からコンパクトを売物にしており、「OM-1」等はファンも多かった。今回もコンパクトを全面に出すため、フィルム時代のハーフサイズカメラの名前「ペン」を使っているが、デザインも一眼の「ペンF」のイメージを引き継いでいる。  

車で言うとBMWの「new MINI」、FIATの「new500」みたいなもんだ。   

 パナソニックの「DMC-G1」「DMC-GH1」は従来の「一眼レフ」イメージを踏襲しているが、「OLYMPUS PEN E-P1」は従来からのカメラメーカーが「マイクロフォーサーズ規格」をフルに生かして出してきた本格的一眼であり、NIKONCANONSONY(旧MINOLTA)等の一眼レフ発売メーカーの動向が注目される。

個人的には前回のとおり「LEITZ MINOLTA CL」のレンジファインダー(距離計連動)型のデザインの方が好みだ。一眼レフは大きく、写真を撮ってる!って感じが丸見えで不利。普通のデジカメっぽい姿は周りに意識されず、自然な表情の写真を撮りやすい。 

技術の詳細は判らないが、今や一眼レフのミラー、ペンタプリズムを使う意味はあるのだろうか?プロ用一眼レフも含めて今後の各社の動向が興味深い。(ん?買ったばかりのLX3のハイスペックを使いこなすのが先決・・)  

話は違うが、CM出演の「宮崎あおい」はNHK大河「篤姫」にも出演の今や知らない人がいない女優だが、朝の連ドラ「つばさ」に出演の「多部未華子」も同じ「平田オフィス」の所属。小柄で日本的な顔立ちだが、役を演じると本格派を思わせるところも何故か似ている。宮崎あおい、多部未華子、E-P1、MINI500の共通点・・・「コンパクト」「ハイスペック」「レトロ」「かわいい」?

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戦いの跡!

P1010121P1010122  沼津市内の宴会で「まぐろの兜焼」がド~~っン と各テーブルに一頭?ずつ。

飲み放題、刺身の舟盛りもお代わり自由という驚きの店。

その他、料理が出るわ出るわ。腹一杯で飲めない。

しかし、テーブル合戦、討たれし兜、哀れ・・・・・

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2009年7月25日 (土)

虹!

P1010087P1010091  関東南部は梅雨明けしたというが連日雨模様。

ふっと自宅の窓から外を見ると、西陽があたり建物の壁が黄金色。

あれっ!その先に七色!

さっきまで降り続いていた雨の一瞬の間に太陽が差し、虹が出ている。

まだ霧雨が降り注いでいる中、ビル群の上に二重の半円の巨大な虹、ここに住んでこんな巨大な虹は初めてだ。しかし、梅雨明けはまだか?

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府中「すもも祭り」行ってきた

7月20日はお隣府中市「大國魂(おおくにたま)神社」で催される「すもも祭」の開催日。5月の「くらやみ祭」と共に「大國魂神社」の有名なお祭り。

府中市

は武蔵国の国府が置かれた場所で、その昔は国の中心地でもあった。「大國魂神社」は西暦111年創立で、645年大化の改新で国衙(こくが)として律令制における地方政治の役所が置かれ、「武蔵総社」となり、後に社号は「武蔵総社六所宮」となった。http://www.ookunitamajinja.or.jp/ 「大國魂神社」

この六所宮の一宮が我が多摩市の「小野神社」である。ありがたや・・・・

京王線府中駅の南北に走る「けやき並木」は「大國魂神社」の参道で中央の道路を覆い尽し緑の屋根となり、旅人に貴重な日陰を提供する憩いの街並みを形作る。

http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/sumomo.php 「すもも祭」

「すもも祭」の由来は源頼義・義家父子が奥州阿部氏平定の途中「大國魂神社」に祈願した際神饌として「すもも」を供えたもので、古来すももは悪鬼を払う果物とされ、その後祭りで販売されるようになったもの。

また、当日販売される「からす団扇」「からす扇子」は五穀豊穣、悪疫防除、厄除の信仰の

シンボルとして販売される。特に「からす団扇」は多摩東部の住民にはよく知られていて、多くの家庭で厄除けに掲げられる。祭りシーズン近くになると京王線の各駅に大型の「からす団扇」が掲げられ、祭り到来の季節を感じさせる。

というものの私自身は今回初めてすもも祭りに参加。

「大國魂神社」参道入口からは大変な人出で新年の参拝のよう。参道両脇には露店がびっしり、神社に近づくに連れて「すもも」の露店が。山梨からの農家が販売しているが、けっこう種類があって迷う。所謂昔からの「すもも」は表面がつるつるだが、大粒のものやら、ソルダムと呼ばれるものやら色々。帰りに一籠購入。

大混雑の参道をのろのろ進み、漸く社殿で祈願の後、目当ての「からす団扇」を購入。

実は普段見るのは「からす団扇」ばっかりなので、「からす扇子」というのもあることを知らなかった。今回はこの「からす扇子」の男性用の大を購入。大きめのしっかりした作りで、ちょっと舞扇っぽいサイズ。

帰宅後、すももを齧りながら「からす扇子」で扇ぎ、無病息災を祈る。またまたありがたや・・・これで厄除け・病気知らず?

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2009年7月23日 (木)

体が灰泥?

7月は我がXANTIAの12ヶ月点検の時期。購入先でもある最寄の関東マツダ販売店へ(昔はマツダがCITROENを販売していた)   

最近、練馬や横浜等あちこちのCITROEN販売店から電話があるが、輸入車販売は特に悲惨な実態だからか? しかし、我が愛車もついに13年目突入だ~~!

販売店では馴染みのサービスマンが受付、不具合確認の会話のあちこちにマツダ車の話が出る。そうか13年目の大古車ユーザーに新車販売の攻勢なのか・・・うかつにも意識していなかった。でも日本車ではマツダアテンザのデザインはお気に入り。

一応「アテンザスポーツワゴン」「ホンダアコードツアラー」「スバルレガシーツーリングワゴン」あたりが「CITROEN C5ツアラー」の国内ライバルか?  

熱心に勧められるので点検の待ち時間にアテンザの試乗を敢行。

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                                                                                                                   ●アテンザの印象

新車なので外観が美しい!(当たり前だ)内装はダッシュが手前に傾斜し、でかいナビゲーションが鎮座。シフトはゲートが切られ手前はマニュアルでアップ・ダウン、ステアリングにはパドルシフトまで。イグニションは最近軽にも採用されているボタン式・・・と最新トレンド満載。

で、走行開始するとステアリングが軽い、負荷がかかるとやや重くなるが軽すぎ?それと路面のフィールが少なめ(XANに比較して)。神経を使うのはブレーキ、アクセルに比較してペダル位置がかなり高く、踏み替え時足首から先の移動が大きくつらい。これは日本車のアクセル~ブレーキ踏み間違え防止のための意図的措置?でも却って足が引っ掛かりそうで危ない。それとブレーキングは最後の1/3ぐらいで強めに効くので繊細なタッチが難しい。

エンジンは2.5ℓだがパワー感はあまり感じない、だがメーターを見ると結構スピードは上がっているので、室内の遮音性が高いためだろう。

ほんの20分程の試乗だったが時代の進化を感じさせる。クラスの割りには軽快な乗り心地、グァっとパワーが来る感じはないが、さらりと上品な乗り心地。市内の40~60km程度のスピードより郊外型の高速走行向きと見た。でも試乗車で不慣れ・緊張もありパドルシフトを使いこなす余裕なし。  

いつも思うのは日本車は装備が良く、操作感も軽く市内走行は楽なのだが、路面フィールの情報が少なくドッシリ感が無いので高速に入ると途端に神経を使わされる。この点が独・仏等欧州勢との大きな違いだ。XANでは東京~松山を3度ほど走行しているが長距離走行は楽、日本車ではぐったりだと思う。 

●体が灰泥?

ところでXANの12ヶ月点検の結果は?

①ブレーキパッドの残5~6mm ②タイヤの山残4~5mmFRローテーション)、若干ひび③Vベルト硬化、若干ひび ④リアハイトコレクター オイル滲み 等が見られた。

余命?を考えると昨年に続く大幅改修は見送り、Vベルトの交換程度にする。 

しかし、手を入れないと余命は1~2年か?13年以上からの買換補助金は輸入車には不適用、排ガス規制の買換え減税も不可という国内優遇制度のためCITROへの継続は苦しい?

しかし、困ったことにアテンザ試乗で体の一部は「灰泥CITROEN体質」になっていることが判明!!        

人間の体は不思議だ、12年も同じ車に乗っていると体がCITRO体質に、血液もLHMの緑? ①ふんわかフィール慣れで他車だとこりゃカートか? ②ブレーキングはじんわり、停止線でハイドロのアンチダイブ効果、ブレーキ圧リリースで尻ピョコ(フロントダウン?) ③古典的ATAL―4」はギヤ比不適切でやたら2速走行、3速は50km~。

ガックンシフトアップ・・をアクセルワークの極意でカバー ④アンダーパワーながら高速巡航は得意、どっしりフィールでドンブラコ走行へ・・・・とまあ弱点山盛りを人力でカバーする思いやり走行で12年。足先はハイドロニューマチックシステムの一部に。まるで血肉を分けた我が子、我がペット状態。こんな体に誰がした!!

我家では3男(16年)と、4男(アメショ猫4年)の間という長いつきあい。次車より我家の5男坊XANに別れを告げられるかが難題だ。

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「東京都写真美術館」行ってきた

「東京都写真美術館」に行ってきた。http://www.syabi.com/index.shtml 

例年6月~8月にかけて「世界報道写真展」が開催されるのだが、今年も「世界報道写真展2009」を見に。

オランダの世界報道写真財団が開催しているもので、今年は参加124カ国、5,508人から96,268点の応募。時代を反映し中国、インドからの応募が急増したとのこと。昨年は米大統領選があったので、オバマ大統領の選挙期間中の作品が展示されているが、TV等のメディア報道と異なり、アメリカの地方都市ホールでの遊説シーンに、古きアメリカの田舎臭さと猥雑さを見た気がして何故か妙に印象に残った。

報道写真は写真の原点みたいなものだから毎年見に行っているが、この写真展を見ると撮影技術への意識は飛んでしまい、そこに描かれる現実に圧倒される。皆、解説記事を食い入るように読んだうえで写真を見る。所在・位置関係が判らない国もあるが、世界中こんなに紛争地帯があり、種族、貧困、災害、性別、子供・・・・多くの問題が発生している事実には毎回驚かされる。 

写真に興味の無い方も世界の現実を知るという意味で一度ご覧になることをお薦めする。

その後、「恵比寿ガーデンプレイス」内だから三越でお買物もよし、ウエスティンホテルでお茶もよし、そしてサッポロのビアホールでの一杯が最高!

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2009年7月19日 (日)

沼津の旨い店(7)

●「一輪(いちりん)」 http://www.ichirin.jp/  

  つい最近紹介してもらったばかりだが、なかなか風情のある店。

また、店造りも多様で女性、カップル、団体にもOK。

沼津駅南口「わたやす」の脇の道を南に下った「都まんじゅう」の向いの和食の店。3階建てのビルで、外観は石造りで粋な風情。1階はテーブル席で和モダンといった感じで若い人向き?1階の入口脇から3階までのちょっと急な直線の階段がある。足の悪い人とお年寄りにはきついかも。

階段の途中踊り場の脇から2階で、カウンターだけの10席。料理人と対面で着物姿の経営者?らしき“おねえさん”がいる。最初に来た時は3階だったが、ちらっとカウンターが見えたので次回はここと決め訪れた。ここは少人数で来る中高年向き。

3階は板張りの座敷が障子等で仕切れるようになっていて、開ければ多人数でも可。

魚介のネタが良く、板さんの調理もちょっと凝っていて粋。さしみ、焼物、揚げ物等何でもあり冬は牡蠣・ふぐ等の鍋もいただけるらしい。

ここは雰囲気と料理の良さと共に酒類の品揃えも豊富。焼酎40銘柄に加えて、日本酒も50銘柄というのが嬉しい。グループで来るのも良いが、小料理屋風を好む中高年にも向く。

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2009年7月18日 (土)

安曇野行ってきた(4)「碌山美術館」

安曇野の最も有名なスポット。穂高駅の反対側、林に囲まれた美術館らしい落ち着いた空間。3度目ぐらいだが、駐車場が整備されたり、デッサン展示の建物が公開されたり少しずつ変わってきている。http://www.rokuzan.jp/ 「碌山美術館」

ここ穂高村出身の彫刻家「荻原守衛(碌山)」の作品を中心とした美術館。日本の彫刻界では「高村光太郎」「朝倉文夫」らと並んで世界的レベルの作家。

作品と共に年表等を見ると、この穂高村からニューヨーク、パリ等へ渡った荻原守衛の情熱と行動力は驚きだ。明治時代の日本人の力を感じる。

本館の教会風の建物を始め、木造・石葺屋根の「グズベリーハウス」等ここの建物は安曇野の山々と景観に溶け込んでいて、芸術の町安曇野のシンボル的存在。誰しもが訪れる場所だ。

いつもここを訪れると、展示の美術品と共にこの景観・雰囲気に浸ってしまう。周りの人達もそんな雰囲気だ。山々の景色とこの美術館の存在が芸術なのかも。

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安曇野行ってきた(3)「池田町立美術館」

P10009451P1000954P1000956   穂高の町の北東、大王わさび農場から北、高瀬川を渡りしばらく進んだ池田町の高台にある。登りの道路沿いにラベンダーの花が咲き揃い、同名の北海道の池田町にあるワイナリーを思い出させる。丁度高台から町が見渡せる光景は不思議に似ている。

この日は生憎曇りがちだったので、アルプスの山並みは見えなかったが、町と水田の景色は広々と気持ちよい。http://www.ikedamachi.net/bijutsukan/ 「池田町立美術館」

小さな町には驚くほど立派な美術館で、内部の展示エリアは四つに分かれ、「池田町美術館」「奥田郁太郎館」「小島孝子記念美術館」の3館が一体となっている。常設展示エリアには「山下大五郎」の作品が展示されていた。

個人的にはいずれの作家も初めて見たのだが、小島孝子は大きなカンバスに大胆な筆の置き方が力強い。

奥田郁太郎と山下大五郎とも安曇野の風景を描いているが、奥田の鮮やかな色使いと可愛らしい道祖神の作品等はほのぼのとした優しさも感じさせる。山下の作品は写実的な表現だが、安曇野の明るさと共に厳しい季節も表現され、安曇野らしさを感じさせ共感を呼ぶ。

穂高の町から少し離れているので初めて訪れたが、予想外(失礼)に楽しめた。

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2009年7月17日 (金)

今月の日本酒「さか松」

P10008261P10008301  自宅用の「陸奥八仙」が終了し小山商店へ。19BYの熟成物等各種新作があったが、中に見慣れない青ラベルの「さか松」なる酒。見ると大阪「浪花酒造」金賞のラベルまで貼ってある。http://www.naniwamasamune.com/ 「浪花酒造」

以前、関西特に大阪は日本酒不毛地帯?と言ったのだが、この不毛地帯の銘柄を小山商店で敢えて置いているからには何かあるはず。また金賞のラベルにもちょっぴり惹かれて・・・(調べたら鑑評会金賞作品は「浪花正宗」で、山田を35%まで磨いたものらしい)

怪しさも感じつつお買い上げ。純米大吟醸で@3,150円也、安い!やはり大阪? 

「浪花酒造」は大阪府泉南尾崎町で250年続いた老舗蔵元らしい。基本ブランドは「浪花正宗」で「さか松」は新ブランド?

純米大吟醸で山田錦を40%まで磨いている。日本酒度1.0、酸度1.4.

鑑評会金賞受賞蔵を謳い文句にする辺りは浪花商人らしいガッツ。 

ホームページを見ると大阪色満載!これでもか!と情報びっしり。やはり関西ではこれでもか!の攻勢が重要らしい。

しかしだ、見ると飲むとは大違い。旨い!且つ、上品。香りもよく、甘味・酸味もバランスが良い。雑味がなく甘味が柔らかく口中に溶け込む。アルコールっぽい刺激も一切なく、引き際も柔らかくスーっと消える。「一白水成」を思い出させる。

驚きだ、日本酒不毛地帯の汚名返上か?やるな「浪花酒造」大阪侮れず。

しっかしHPとの落差が大きい、最近はHPの作り方はいずこも洗練されてきているが・・・でもこれも大阪らしさか。ヒット作だった。 

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安曇野行ってきた(2)「大王わさび農場」

http://www.daiowasabi.co.jp/ 「大王わさび農場」

安曇野で「大王わさび農場」は定番の観光地、今回は2度目。大型バスも来る観光地だが、敷地脇を流れる川、それと広大なわさび田の景色は一見の価値あり。この川は黒澤明監督の映画の撮影に使われた場所らしく、日本人の心の中の原風景と言える。満々と水を湛える川と水車小屋、周りの風景は昔にタイムワープする感じだ。

わさび田は大正の初期にこの扇状地で湧き水を使ってわさび作りを始めたものらしい。わさびは伊豆が有名だが、ここは大規模で台風等の被害を受ける危険性も少ないらしい。

扇状地に大規模に栽培されている景観は大きな何本もの川が流れているかのよう。伊豆に見慣れている人にはちょっと驚きの空間。

尚、「大王」という名前の由来は大和朝廷時代に戦った「魏石鬼(ぎしき)八面大王」を祭った神社がここの敷地内にあることかららしい。

蛇足ながら、わさびソフトは天城のほうが辛味が効いてベター(だと思う)。

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2009年7月16日 (木)

日本酒の知識と誤解(9)

●崖っぷちの日本酒

これまで日本酒について採り上げてきた。問題発言もあろうが次の統計を見て欲しい。

酒類の生産量(課税数量:千kl

         ①平成9年   ②平成19年 比率(②/①)

日本酒      1,161,827         676,053          58.2

合成清酒         53,972    55,475     102.8

連続式蒸留焼酎  420,449    465,448          110.7

単式蒸留焼酎   324,172    569,374          175.6

ビール         6,686,299     3,466,420            51.8

発泡酒                 497,039          1,535,194           308.9

リキュール    278,894           1,066,313           382.3

その他醸造酒等       10,632           857,835         8,068.4

 

日本酒とビールの減少が際立つ。簡単に言うと本物が衰退し、偽者が大躍進。

平成9年の日本酒の数量は焼酎の約1.5倍だったのが、平成19年には逆転して焼酎が日本酒の1.5倍となっている。

ビール系は第3、第4のビールの伸びが著しい。全てではないが「リキュール」「その他醸造酒等」に含まれ、麦芽を使ったビールの衰退は日本酒並みだが、「発泡酒」「リキュール」は300%台の伸びで「その他醸造酒等」は何と8,000%!だ。

日本酒は合成清酒を合わせてもビール類の1/10に過ぎない。このまま衰退するとあと40年ぐらいで消滅!ということになる。  

もはや崖っぷち、一日も早く業界全体で旨い日本酒を消費者へアピールすべきだ。

規模の大小の問題を議論している内に、日本酒への誤解が解けないまま消滅してしまう。

消費者に「普通酒」「三増酒」が本当の日本酒だと思われたままは悲しい!!

この流れを食い止めないと、お祭りで第三のビール・焼酎だけの事態、お神酒も飲めなくなる。

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沼津の旨い店(6)

●「山参(やまさん)鶏肉店」 http://www.at-s.com/html/gourmet/jizake/vol98.html 

沼津市北口沼北町の「のぼりみち通り」誠恵高校の少し北、ビルの1階にある鶏料理が売りの和食の店。

名前の「山参鶏肉店」とあるようにご主人の実家が創業100年の老舗鶏肉店とのこと。ここから仕入れる新鮮な鶏肉で各種料理が作られる。鶏のレバー刺しが食えるところなんてめったにない。

鶏料理なら何でもあり!で、やきとり、から揚げ、鶏もも揚げ(Xmas型)、鶏刺し・・・

から揚げはジューシーで絶品。その他、野菜もトマトの浅漬け、甘い○○トマト、ソルトリーフ・・・新鮮で珍しいものもある。どの料理も力が入っていて手抜きが無いのが立派。 

鶏だけでなく、刺身、煮物等各種の料理があるが、酒の品揃えも充実。焼酎、日本酒共にかなりの銘柄を揃えている。「白隠正宗」「初亀」「喜久酔」「開運」「志太泉」・・・地元静岡県の他、「醸し人九平次」「陸奥八仙」等各地の酒が多数取り揃え。

ここは家族連れ、女性、酒飲み・・・いずれにもOK。常連客が食事でも訪れ、すぐ満席になる人気店なので予約したほうが無難。 

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2009年7月14日 (火)

安曇野行ってきた(1)「蔵久」

恒例の中高年3人組で安曇野に行くことに。高速1,000円でもあることだし。

行きも帰りも渋滞なしで片道230km、約2.5時間、スムーズに走行できると早い。  

豊科ICで降り、一人空腹を訴える人がいたので早めの昼食とする、まず飯かよ・・・ 

予め調べておいた「蔵久(くらきゅう)」は大ヒットだった。

http://www.kurakyu.jp/ 「蔵久(くらきゅう)」

豊科ICを降り南下、ちょっと判り難い田んぼの中の古いお屋敷。松本にある「久星(きゅうぼし)食品」が経営するお店。知らなかったが老舗の花梨糖屋さんらしい。我々の世代にはかりんとうは子供の頃最も馴染みのある菓子だ。

三代目が地元の酒造業「飯田家」の住宅を再生して店舗としたもので堂々たる構え。酒造りの蔵元が昔は地方の名家であったことを現している。登録有形文化財とのこと。

門からは敷石で玄関に繋がるが、土間風の入口左には綺麗な売店、右手は玄関の板の間から大きな畳の間に繋がる。ここで蕎麦の食事、抹茶と花梨糖などがいただけるが、蕎麦御膳をいただく。ここは初代?の映画「犬神家の一族」の撮影に使われたとのこと。食事中に望める庭と通り抜ける風の心地よさに日常を忘れる。

 

●デザイン

内装は古民家を所々モダンに改装してあり、デザイナーのセンスが光る。

http://heart-bridge.jp/kitchen/interior_study/detail/752 

玄関奥の和紙の屏風風間接照明、床板も単なる平面ではなく、パターン状に削り取られた表面は伝統工芸のよう。和室入口の暖簾は白く細い繊維で、白と黒、モダンと伝統の対比が美しい。壁面の朱に塗られた間接照明はテーブルを仕切る衝立と対になっていたり、和紙で作られた行灯が効いている。天井照明は昔の円形の傘が「旧浅香宮廷(東京都庭園美術館)」のアールデコを彷彿とさせる。

抹茶をたてる古い石釜と茶碗を収める新しい棚、古民家の黒い柱と仕切りに使うガラス素材の対比も和の古今の融合で細部までよく練られている。

デザインに興味のある方には一見の価値あり、伝統とモダンの融合が美しい。 

土間から左奥に進むと別棟の建屋があり、花梨糖の製造実演と揚げたてがいただける。黒糖カレーが人気とのこと。ところで、土間左奥になにやら甕のようなものがあるのだが、見ると「水琴窟(すいきんくつ)」そう、水を注ぐとなかで水滴の落ちる音がキン、コンと響き渡り、束の間の異空間を感じさせる。

この大きな旧家の建物と別棟前のステージでは落語や演奏会等のイベントが開催されるらしい。食事中に流れていた二胡の演奏も心地よかった。

工房で揚げたてのレモン味かりん糖はチョッピリ酸味が効いて美味しい。

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2009年7月10日 (金)

沼津の旨い店(5)

●「たか嶋」

P1000776P1000778  沼津港湾に行ったからにはやはり寿司をいただかねば!

港湾では「双葉」「すし文」、チェーン化した「魚がし鮨」他多数寿司屋があるが、「たか嶋」へ。「双葉」の姉妹店だが行ったことが無かった。

市場向かいの店舗街を歩き回ると、やや中心を逸れた食堂街の路地っぽい一角にある。まだシャッターが下りていて開店前、11:30からとある。止むを得ず最近できた「新鮮館」とやらへ、何か元気なテーマソングが流れていて、ちょっとお買い物をして再度「たか嶋」へ。

開店2分前、店の前には既に5~6人が待っている。おばちゃんの「お待たせしました」で店内へ。

てんぷらの定食等もあるが、定番の「上ずし」を注文。よく見ると「大上ずし」もあり失敗か?・・・でも、出来上がった寿司をいただくと中年にはこれで充分かも。

まず巻物にいくが海苔の香りが高くGOOD。にぎりは六貫ほどだが、ねたの良さは勿論、身の厚みに充実感がある。厚みと共に脂の乗ったねたの旨さが口中で広がる。見ると醤油の表面にねたの脂が広がっている。若い人には大が良いかもしれないが、中年には充分に味が楽しめた。隣のご夫婦はてんぷらの定食で、こちらも目の前で揚げていて美味しそう。

夜はここまで来ることはないのだが、昼はお値段も安め「上ずし」@1,575円也。

店内は入口右側にはぐるっとカウンターがあり、左側はてんぷらのカウンター、座敷が。

やはり人気のほどが確認できた。会計に立ったら満席だった。

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多摩あさがお市

7月に入ると各地で夏のイベントが始まる。

多摩市では聖蹟桜ヶ丘駅前で恒例の「あさがお市」が開催された。

あさがお市というと、浅草、入谷等の東京下町の市は規模も大きく全国的にも有名だ。

それに比べると、聖蹟のあさがお市は駅前の2箇所の会場で行われるこじんまりとした企画だが、地元の人達には例年の催し物として親しまれている。

袢纏姿の売り手とあさがおの鉢が並ぶのは夏ならではの風情。駅改札正面には品評会の入賞作品が展示されているが、なにせ朝顔は開花の時間が早いので、少し遅いと展示作品の花が開いていないということに。

子供の頃、咲き終わったら種を採って、翌年また育てたりした記憶が懐かしい。

ところで、聖蹟桜ヶ丘は「花火大会」も有名。多摩地区は調布、立川、八王子・・各地で開催されるが、聖蹟もかなりの規模。今は地区のボランティアベースで開催されていて、このための恒例の募金BOXが駅前に設置された。募金活動のメンバーにはお馴染み「小山商店」のご主人の顔も。例年通りの開催を期待しています。 

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2009年7月 9日 (木)

沼津「港湾」に行ってきた

沼津の港湾は昔に比べると随分変わった。競りの見学、食事もできる「沼津魚市場INO(いーの)」や、最近オープンしたマーケットモール「沼津みなと新鮮館」、大型水門「びゅうお」等新しい施設が加わったらしい。

そこで朝から港へ。地元の地の利を生かして駐車。まず「INO」へ、しかし競りの時間ではないらしく1階には誰もおらずガラ~~ン。通路の写真を見て想像、旧の市場に比べると近代的で大変綺麗。ベランダへ出て水門「びゅうお」(名前の由来はVIEW+魚=びゅうお!)を眺めるが巨大。その後、店舗街ですし屋の位置を確認、「すし文」「双葉」「たか嶋」・・・ 

港をぐるりと回り「びゅうお」の反対側へ、高いところへ登ってみたい性分なもんで・・・しかし、気温が30度越え、暑い!! 

入口付近に、観光案内のボランティアらしい感じのいいご年配者がいて誘導してくれる。「びゅうお」は津波から街を守る水門で、幅40m、重さ406t!左右にエレベータがあり展望通路で繋がっている。地上30mの展望台に登るとてっぺんには水門を引き上げる巨大モーター、ウインチが格納されていて重要な施設であることを再確認。  

市内が一望に出来るが、当日は生憎霞んでいて富士山、大瀬崎等は見えず御用邸前の海岸線ぐらいまで。

INO」「びゅうお」の後には「新鮮館」へ、こじんまりとした施設だが綺麗で観光客も多い。老舗カメヤで「わさび漬け」と「わさびドレッシング」を購入、干物は「沼津丸十」でセットにあれこれ加えてもらい、自宅宛にクール宅急便で送付。

久し振りにじっくり見たが、時代と共に新しい施設も加わり、港沼津もアピ-ル度拡大。

店の新旧の格差が目だってきたが少しずつ改善されていくだろう、今後に期待。

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日本酒の知識と誤解(8)

●個性蔵の活躍

P100057811P100060612P10002791Kuheusu1 日本酒の蔵元が次第に減少するなか、小規模ながら老舗の蔵元が生き残りをかけて新たな再生策を打って出ている。

若手の次世代が元気に活躍するところが増えてきているのだ。

名門東京農業大学の醸造科卒の若手などが多いのだが、卒業後他の仕事をしていたが蔵元の危機を見て実家を継ぐというようなケースが多い。

また、高齢化した杜氏が多い中、蔵元の跡継ぎと同時に蔵人の若返りも進行しつつあり、20代、30代の蔵人が一緒に新しい酒造りに励んでいる。

こうした蔵が大分増えてきた結果、本当に旨い日本酒を色々と味わえるようになってきた。これらの一端をご紹介。

・「陸奥八仙」(八戸酒造)

青森県八戸市

の創業230年になる老舗蔵元。http://www.mutsu8000.com/ 

「田酒」「豊盃」等と並び青森を代表する酒になっている。 

跡を継ぐのは「駒井秀介」氏と親子三代、そして若手杜氏「伊藤賢一」氏らが共同で酒造りを行っている。 

「陸奥男山」「陸奥田心」「陸奥八仙」という複数ブランド戦略を進めていて、袋吊り、斗瓶囲い等の伝統的手法を復活させている。

酒造米も「華吹雪」「むつほまれ」等の植え付けを行ったり、醸造までの一貫した作業を目指している。

・「一白水成」(福禄寿酒造)

秋田県南秋田郡五城目町の創業320年の老舗蔵元。http://www.fukurokuju.jp/  

ご先祖様が一向一揆のため加賀から移住したとのこと。建物は「全国登録有形文化財」

に指定されている。

従来からの「福禄寿」に加えて「一白水成」の新規ブランドを立ち上げている。

常務「渡邉康衛」氏は東京農業大学醸造科卒の若手で十六代目。若手杜氏、「一関 仁」氏と常務の二人三脚で瓶燗火入れ 袋しぼり等の手法を使って新たな酒造りを進めている。

 

・仙禽(㈱せんきん)

栃木県さくら市

の創業200年ほどの蔵元。 http://www.senkin.co.jp/index.htm 

2008年に新たに会社を起こして事業譲渡した形で再出発した。

長男薄井一樹を先頭に「うすい兄弟」が新しい試みを行っている。斗瓶囲い、袋しぼり、木桶仕込み等の伝統手法の活用と酒造米「亀の尾」造りも行っている。

・醸し人九平次(萬乗醸造)

愛知県名古屋市緑区にある老舗蔵元。歴代「九平次」を名乗るが、15代目の「久野九平次」氏が杜氏「佐藤彰洋」氏と共に始めたブランド。

久野氏の父と杜氏が倒れ、二人とも他の仕事から転換し急遽実家に。斗瓶囲い、袋取り等の手法を取り入れている。

近年ではパリ等海外へも販売するようになり、ワインを始めグローバルな競走相手との戦いに突入している。ただ、私の価格レンジからは離れつつある。

・十四代(高木酒造)

山形県村山市の400年近い老舗蔵元。

基本ブランドは「朝日鷹」で、現頭首が14代、15代の「高木顕統」氏が新たに立ち上げた。東京農大醸造科卒後伊勢丹に勤務していたが、実家に入り「十四代」ブランドを起こす。

当時の衝撃的なデビューは世の愛好家を驚かせた。その後、酒を知らない人にまで知られ伝説化してしまっている。

登場時はその味、コストパフォーマンスに驚く。依然旨い酒の上位ランクにあるが入手困難で最近はとんとご無沙汰。我が「小山商店」でも抽選だが、他に旨い酒もあり参加せず。

販売政策は賛否あり、「朝日鷹」との生産比率は?このままでは酒好きは離れてしまう。

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2009年7月 7日 (火)

日緬寺「酒塚」行ってきた

沼津市下香貫の牛伏山脇の「日緬寺」にある「酒塚」を見に行ってきた。

「酒塚」とは宝暦八年(西暦1785年)美作(みまさか:現岡山~兵庫あたり)の人

「飛山長左衛門」が全国行脚し六十六箇所に建立したもので、唯一残っているのが日緬寺の酒塚とのこと。http://www.sakezuka.jp/ 

飲食、特に酒に感謝するモニュメント。今年の2月14、15日に250周年の祭りが開催されたらしい。 

酒塚祭りは酒に感謝するお祭りで、通常「新嘗祭(にいなめさい:11月23日にその年の収穫を感謝する祭り)」に行われるが、全国の蔵元から献上される日本酒を頂きながら自身の生活を顧み、健康と安全の祈願をするというもの。

港湾東の港大橋を渡って直ぐ右折し南下、牛伏山の脇にある日緬寺へ。隣の保育園はお寺さんの経営らしい。

入口は間口が狭いが奥に長いお寺で、入って直ぐ右手にこじんまりとしたお堂があり、中に縦に積み重ねたような「酒塚」が鎮座している。上から「盃、瓢箪、樽?、挽き臼?、丸膳」の形らしく、盃は逆さになっているが確かにその形が分かる。表面には何やら文字が刻まれ、ところどころ石が欠けているが和歌が刻んであるらしい。

日頃、酒飲み道に精進?する身としては自身の健康と日本酒の興隆を祈願。

参道付近はもみじの葉が緑のパターンになって頭上を覆い隠す。奥に進むと「動物霊園」があり、大きな合同の墓碑、墓地がある。突き当たりの傾斜した道沿いには個別のお墓も並んでいる。丁度ペットを抱えたご夫婦が花束を持ってお墓参りに訪れていた。こうして葬られる幸せなペット達の墓地を見ると、人間の親子と何ら変わるところは無い。 

ところで近くに「我入道(がにゅうどう)」という変わった地名があり、日蓮上人が伊豆に流された時この浜の岩に船を繋いだと言われているが、法華経の「我れ仏の道に入らしめん」という経文からだというのを初めて知った。(地元の常識?)

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日本酒の知識と誤解(7)

●ライバルの台頭

1800_img1 日本酒販売戦略で伝統としての日本酒を全面に押し出す方法もあるが、一般的には「日本酒=古いおやじ世代の酒」のイメージからまだ脱却できていない。

古くは、戦後の混乱期に悪質な酒が造られたり、また平成4年の級別廃止を始め酒税法の改定が成されたりで一般の人にはあまり理解されていない。

こうした中、ビール、ウィスキーの台頭、ワインブーム、焼酎ブームと続く一方、日本酒はどんどん取り残されていったのである。

他のアルコール類はウィスキーのサントリー、ビールのキリン、アサヒ等大手酒造メーカーの他、海外からワインを輸入する商社等の大企業の攻勢が続き、規模の小さな日本酒蔵元には太刀打ちできない相手であった。

但し、焼酎は蔵元の規模が小さいことは日本酒と同じながら2003年頃からブームとなり、ついに日本酒を抜き去った。これはやはり元々焼酎が低価格だということもあるが、酒税法の改定も睨みながら一部大手・準大手酒造メーカーが努力した結果でもあろう。

それに蒸留酒である焼酎が、日本酒(生)のような流通時の難しい温度管理を必要としないというのも一因だろう。また、焼酎はお湯、水等で割って飲むことが多いため、一部の愛飲家を除き一般の消費者には明確な味の違いが判り難く、チェーンの居酒屋等で販売するのに好都合というのもありそうだ。

これに対し日本酒業界は新たな方向性を示せなかった。経営規模の問題はあるにしても歴史が足枷となった古い体質のままではなかったのか。

  

●ビール業界

Tky2007050803141 ビール業界はビールじゃない偽者?が大流行。「発泡酒」で足りなくて「第3のビール」が現れ、最近はリキュール類の「第4?」も出ている。第4の原料は「えんどう豆」「大豆」「とうもろこし」等で、麦芽で作るビールどころか、もう何でもありの状態。これも酒税法とのいたちごっこの結果だが、ここまで来るともう酒税法、国税庁の罪と言うべきだろうか? 丁度日本酒に於ける「純米~アル添~合成酒」みたいな関係だ。

今やこれらの販売比率は「ビール50%、発泡酒20%、第3・第4が30%」で半分が“偽者”という実態。アルコール度数、原料の違いぐらいへっちゃら、値段が安ければ何でもいいという消費者側の割り切りも凄い。というか違いを知らない? 

(ところで “キリン・フリー”ってルートビア? ゼロカロリーとかプリン体ゼロ・・・とかもあるがこれって病人用? 病人は酒飲んじゃいけないと思うが。)

ビール業界の苦悩も大きいが、消費者に違いを理解されていない実態は日本酒と同じだ。

更に悪いのは「低価格化」の他、需要が「夏」中心というビール特有の問題もある。ビールは暑い季節にグ~~っと最初の一杯が決め手だが、この一瞬のため日本酒ほど味のこだわりが出にくい。「とりあえずビール」で、次は焼酎、日本酒みたいな?

ビール業界全体は女性客の掘り起こしが進んでいるようだが、最近の「草食系男子」は苦いビールは嫌いらしい。むしろ甘めの日本酒の方が好きという意見もあり、ビールは前途多難?一方、日本酒はけっこう期待できるかも。

個人的な感覚ではサントリーの「プレミアムモルツ」の後に発泡、第3を飲むと水みたい、どうせ飲むなら旨いのがいい、量を減らしても。と思うのはおやじの発想だろうか?

一度ベルギービールもお試しになることをお薦めしたい。

●一合の嘘

152001_21 居酒屋とか日本酒を飲ませる店に行くと、いろんな入れ物を使っている。枡もあればグラスもあり、徳利もある。

日本酒を注文するとお店のおねえさんが“一合ですか二合ですか?”と聞かれる。

そこで皆さんに質問。一合は一升の1/10180mℓだというのは知っていると思うが、その中身が本当に一合か知っていますか?

実はかなりいいかげんである。そうとう有名な店、良心的そうな店でも一合以下のケースが結構多い。特にメニューに“日本酒”だけの表示で、細身の徳利で出すところ。

料理にはうるさい店でも、悪意ではなく徳利等の器には目が届かず量が少ないケースもある。

悪い店は一合徳利でも中身を少なくして出す。中身がちゃんと入っているか確認する客はめったにいないからだ。 

 枡の場合も同様。地酒のグラス売りなんかでは、塗りの枡に小振りのグラスを入れ目一杯グラスに注ぎ外にこぼすというのが多いが、これもちょっと曲者。

実は枡の大きさはかなりいいかげんでばらばらだ。これは昔からで、江戸時代にはこの枡の大きさを細工してぼろ儲けなんて話は事欠かない。

ではこの対策は?・・・一升瓶のボトルキープだ。但し、旨い日本酒を置いている信頼のお

ける店で、且つ、長い間置きっぱなしはだめ、酒が劣化します。

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2009年7月 3日 (金)

今月の日本酒「陸奥八仙」(酒屋せりざわ)

P1000779P1000780  沼津での日本酒調達先を探していたら、ネット上で良さそうな匂い(どんな?)のする店を発見。御成橋を渡り南下、吉田町の「酒屋せりざわ」。http://www.sakuyahime.co.jp/ 

こじんまりとした店だが、冷蔵ショーケースにかなりの銘柄が入っている。多摩の我が「小山商店」ほどではないがなかなかの品揃え。

若女将?らしき人がいて、「陸奥八仙」を置いているのでと話をしたら熱心な説明をいただく。翌日東京の試飲会に出かけ、「陸奥八仙」の駒井氏も参加とのこと。私が言うのは失礼だが、大変熱心でよくご存知だ、行動力もありそう。こういう人のいる販売店は期待できるし酒飲みも集う。

で、予定通り「陸奥八仙」の「特別純米 中汲み 無濾過生原酒」を購入。米は地元「華吹雪」と「むつほまれ」を使ったもので、甘味、酸味ともバランスのとれた定番の商品。

飲み会のための購入なのだが、いつもの冷蔵保温で持参。

他に地元富士郡芝川町の「富士錦」の差し入れがあり比較。初めての銘柄、四号瓶の2種類があり銘柄は忘れたが生詰めで味はよく似ている。一口目で濃い!「豊盃」「屋守」「仙禽」あたりより濃い。静岡県では珍しい味わいかも、ただ全体にやや重く、後味に酸味を引くので少し荒さも感じる。旨いが飲み続けるにはやや疲れるか。今回は「陸奥八仙」の勝利。

ところで前回紹介の「陸奥八仙、えんぶり(木偏に八を書く)」は小山商店特注品。

「えんぶり」は八戸のお祭りだが、木に八=喜八(小山の主人の名)だから?

それと「志太泉」の酢エチ臭は開封時間と共に減少しているが、今回は以前に比較して大分気になるレベルだ。 

P1000611 昔、愛媛県松山の隣、焼物で有名な「砥部」に行った時工房で買ったグラス。

日本酒用に使うのだが、その形と微かな黄色味を帯びた素材に手作り感があって気に入っている。

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沼津の旨い店(4)

●「ぎんなん」

P1000712_2P1000713_2P1000714_2P1000715   沼津駅南口5分ぐらいの添地の交差点脇の和食の店。

地元ではよく知られていて、女性、若者も多く多人数の宴会が入っていることも多い。